まじっく快斗1412 感想⑰グリーンドリーム


 

こんにちは。

今回は「グリーンドリーム」です。3巻に収録されています。

先生が一番のお気に入りだと巻末コメントで仰っていますね。

まあこのコメントが出た後にサンヘイローが掲載され、サンヘイローが今では一番のお気に入りみたいですが!

お正月の話そうDAYでそう仰ってましたもんね。うふふ。

 

ではいきましょう!

 

 

潜入中の快斗

 

今回の舞台は劇「マルスとローザ」が開演される劇場。

マルスとローザの劇中にビッグジュエルであるエメラルド・グリーンドリームが使用されるためキッドが予告していたのでした。

そんなキッドは大道具のバイトとして潜入中。

中森警部にほんのり怪しまれながらもなんとか(?)切り抜けます。

 

そんな中ヒステリックな女の声が響きます。

この劇団のオーナーの一人娘である麗子はいろんな役者に八つ当たり。

特に可愛い女の子である古畑恵ちゃんに才能ないだとか心無い言葉を投げかけます。

落ち込む恵。ほかの仲間は麗子が出ていってから恵ちゃんを慰めます。

 

バイトが終わり、快斗が明日(予告日)の仕掛けをするために劇場に残ると、舞台から何やら声が聞こえてきます。

舞台を覗くとそこには麗子から厳しく怒られていた恵が練習をしています。

自分の役だけではなく登場人物全員の役を練習する恵。圧倒される快斗。

役に入りきっていた恵ですが快斗が覗いているのを発見しめちゃくちゃ恥ずかしがります。可愛いです。

 

快斗は劇のことはよく分からないがきまってたぜ!と褒めます。

君ぐらい上手けりゃもっといい役もらえてもいいのにね、とも。

それを聞いて憂い顔になる恵。なんでも観客の視線が怖いんだそう。

たしかにみんながこっちを見ている状況って普通に怖いですよね。学校の何かの発表の時間でさえ嫌でしたもん私w

快斗はカボチャだよ、と。観客なんて畑に並んでいるカボチャだと思えと励まします。

 

 

青子と観劇

 

翌日、青子と一緒にマルスとローザを観に来ます。

もちろん快斗はキッドとしてのお仕事があるためですが。

有名人がいっぱいだ~とはしゃぐ青子に快斗はあの子(恵)もこいつぐらいの性格してりゃー苦労しねぇのになと思います。笑

でもさぁ快斗、「こんな性格」の青子が好きなんでしょ??ねぇねぇ好きなんでしょ???

ジト目で自分を見てくる快斗に青子は何よその顔!快斗が見たいって言ったんでしょ!お父さんにチケット頼んであげたのに!と立腹。

どうせ快斗はこの顔も可愛いって思ってるんでしょ・・・なんせ青子フェチだから・・・青子フェチだから・・・(大事なことなので2回言いました)

 

 

気合十分な中森警部

 

真っ暗闇対策として電気室を重点的に確認している警部。

万が一消えてしまったとしてもこのバッテリー付きライトがあれば大丈夫だと高笑いします。

これじゃあどっちが悪者か分かりませんねw

 

 

開演前

 

パンフレットをみて恵ちゃんの名前を見つける快斗。

そんな快斗の隣で青子はくすくすと笑っています。

なんでも快斗がこのラブロマンス劇を観たいと言ったのが意外だったようでからかいます。

快斗はまさかそんなラブロマンスつめつめのお話だとは思っていなかったみたいで青子にほっぺつんつんされながら照れています。

何なのこの二人!可愛いんですけど!!

「こいつと来るんじゃなかったぜ」なんて思ってるけど青子以外の誰と来るんだよ他に!!!

 

 

開演

 

いざ開演。

恵ちゃんは召使Aとして王女役の麗子と言葉を交わしますが、麗子がアドリブを入れてきてしまい頭が真っ白になります。

後ろに下がった際に舞台にあった花瓶を落として割ってしまった恵。

麗子の姿を見て青子はなーんかヤな感じねあのヒロイン、と不快感を表します。

快斗も前日の麗子の姿を見ているので「だろ?」と同意。

しかし「だろ?」はまずいのでは・・・青子の勘が鋭ければなんでもともと知っているかのような口ぶりなんだろうと怪しまれるぞw

 

とちった恵を麗子は叱りつけます。叱るというか・・・暴言?めざわりだとか消えてとか言います。

泣いてしまう恵。励ます他の役者。もうすぐラストシーンだから舞台裏に行きましょうと慰めながら促します。

 

劇中ではグリーンドリームが姿を現していました。

これでもうグリーンドリームの姿は見納めとなるのでここでキッドが現れると警部たち警官は気を引き締めます。

暗闇対策万全の警部は今夜ばかりは闇に紛れることは出来んぞと勝利を確信しているような顔。

しかし快斗は警部の手を読んでいたので別方向から姿を紛らせます。

カチッとスイッチを押したかと思えば、舞台に設置されていたライトが強烈な光を放ちました。

そう、姿をくらますことが出来るのは闇だけではなく強烈な明かりのもとでもできるのだと証明したわけですね。

 

電気室の警官も呼んで出入り口をかためた警部。すぐに暗闇にする快斗。笑

そして舞台上では一人の女性がキッドの甘いモノローグが終わると照らし出されました。

言わずもがな恵ちゃんです。

屋根が開き、スゥっと上から降り立ってきたキッド・・・もとい「怪しげな魔法使い」。

盗んだグリーンドリームを月に翳し、目当てのものではないことを確認しました。

そして召使の服を着ている恵ちゃんを早着替えで淡いピンクのドレスを着せます。まるで王女かのような。

スポットライトを当てられ、観客の視線が痛いほどささる恵。無理だと怖気づきます。

が、そこで聞こえてきた「カボチャ」発言。昨日話した少年がキッドだったのだと気付きます。

視線を受け止めて。誰も心の中にまでは入ってこない。

キッドの助言のおかげで淀みなくすらすらと演じられた恵ちゃん。歌も歌って観客は酔いしれます。

そうして劇は無事に終わることが出来ました。

 

青子の隣に快斗人形を置いていた快斗、戻ってきてすぐに退けます。

よく青子に気付かれなかったね・・・w デート回のときもそうだったけど!

青子はポウっとしながら素敵なお話だとかさっきのキッドは本物かなあと話しかけます。

ねぇ快斗、と振り向いた青子・・・はちゃめちゃにかわいいね・・・?

快斗は焦りながらあれも役者だろ~と返します笑

「しっかし最高の舞台だよな~!」

「うん、観られてよかった。ありがとね、快斗」

そういう青子にふっと微笑む快斗・・・。

ひぃぃん尊い。尊いよ・・・かわいい・・・。

快斗、このときの青子にまた惚れたでしょ~と思わざるを得ない。

可愛いから仕方がないね!!!

いいアニオリでした。もぐもぐ。

 

 

コンビニの立ち読み

 

恵が出ている雑誌に反応する青子。

しかし青子はそんな彼女のある部分が気に食わない様子。

何かというと、恵の理想の男性がキッドだということ・・・。

まあキッド専任警部の娘である青子からしたらそうなんでしょうね。

しかしまあ将来的にそのキッドのお嫁さんになるよ君(ほぼ確実な妄想)笑

 

 

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