もくじ
- 0.1 「みじめなドブ鼠のように、ずぶぬれになった白いマントがひそんでいた。」
- 0.2 「怪盗キッドは一匹狼だ。助手はいるようだが、マフィアや犯罪シンジケート、そのほかの反社会的集団とのつながりは、みとめられていない。」
- 0.3 「中森家がとなりに引っ越してきてから、8年前に盗一が事故死するまでのあいだ、中森警部と黒羽盗一はご近所づきあいをしていた。」
- 0.4 「機動隊員の装備を身につけた青子は、強くなったつもりでヒーローきどりだ。」
- 0.5 「機動隊員の装備を身につけているのは、さすがに、わるふざけの度がすぎていた。」
- 0.6 「分厚い資料を読むのが、めんどくさくなったのか。中森警部は、てっとりばやくたずねた。」
- 0.7 「ナイトメアは、寺井の存在に気づいている……!それは彼を人質にとられたも同然のことだった。」
- 0.8 「警察に油断してもらうぶんには、損はない。快斗は、中森警部じまんの宙吊り防犯ケースをほめておいた。」
- 0.9 「キッドは人に危害はくわえないが、今回はナイトメアとかいう犯罪者とグルらしい。追いかけるなんて、あぶなすぎる。」
- 0.10 「父親を愛していた男の子(ケンタ)の顔を思いだす。」
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こんにちは。
さていよいよ5巻も最後となりました。
今回は「ダーク・ナイト」。悲しいお話ですね・・・
ではいってみましょう!
「みじめなドブ鼠のように、ずぶぬれになった白いマントがひそんでいた。」
表現・・・笑
小説っぽいですね。いや小説なんですけれども。
まさか怪盗キッドがドブ鼠で喩えられる日がくるとは・・・。
「怪盗キッドは一匹狼だ。助手はいるようだが、マフィアや犯罪シンジケート、そのほかの反社会的集団とのつながりは、みとめられていない。」
「助手」。警察からしたらそういう感じの見方なんですね。
パープル・ネイルのときにコナンは「手下」と言っていたのに対し快斗は「仲間」と言っていたのが印象的でした。
キッドは一匹狼だからいろいろと狙われちゃうんだよな・・・うぅ。
「中森家がとなりに引っ越してきてから、8年前に盗一が事故死するまでのあいだ、中森警部と黒羽盗一はご近所づきあいをしていた。」
ンアアアアアアアアア
もうだめだ・・・ご近所づきあい・・・警部と怪盗が・・・んんんんんn
はーーーーもぉぉまって。待って??
すごいパワーワードだ・・・なんだよこれ・・・
ってことはたまにお酒を酌み交わしたりお互いの家に上がったりとかもあったのかしら。
だとしたら家宅捜索の令状なしに上がり込んでたってことよね・・・ひぃ・・・
いやなんというか。まじで警部にはキッドバレしてほしくないですね・・・。
中森家が引っ越してきてから亡くなるまでご近所づきあいをしてたって。たぶんですが2年は絶対してたでしょ。親しかったわけでしょ。
盗一さんはどんな思いでご近所づきあいしてたの・・・?
警部から今度のキッドの捕獲作戦とかについても聞いてたんじゃ・・・w
はぁ~~~無理。むりだよぉ・・・
こんな萌えエピソードのにおいがぷんぷんするような文章書かれると・・・困る・・・
「機動隊員の装備を身につけた青子は、強くなったつもりでヒーローきどりだ。」
ヒーロー気取りでもいいじゃんねー!かわいいじゃんねー!
てか本当に可愛くないですか??機動隊員の格好した青子・・・めっちゃ好き・・・
特に「なーんちってェ♡」のときの青子の笑顔・・・快斗はキッドと言われたことにドキッとしてたからもしかしたら掻き消されたかもしれないけど「は?可愛いなコイツ」とか思ってたでしょ。うん絶対思ってた。
「機動隊員の装備を身につけているのは、さすがに、わるふざけの度がすぎていた。」
青子が警部にバレそうになったときのことですね。
しかしまあまさかこの格好をしていたことにより快斗(キッド)が窮地を脱することが出来るとは・・・青子は快斗の救世主なんだなあ
「分厚い資料を読むのが、めんどくさくなったのか。中森警部は、てっとりばやくたずねた。」
ナイトメアってぶっちゃけどんなヤツなんですかとジャック・コネリーに聞いているところですね。
めんどくさくなったのではって地の文に言われてる警部かわいいな・・・・
「ナイトメアは、寺井の存在に気づいている……!それは彼を人質にとられたも同然のことだった。」
そうなんですよねー。これ、初見でめちゃくちゃ怖かったところです。
今後の展開を考えるとなんとかなるのだろうとは思っていましたが、それでも寺井ちゃんが何か巻き込まれてしまうのではないかとか・・・
寺井ちゃんだけではなく、寺井ちゃんと繋がりがある人物というのを考えたときに、この後にある「怪盗キッドの候補者のひとりくらいには、あげられているのではないか。」という快斗自身の危機だってあるわけですよね。
「おどしているのだ。ナイトメアのいうことにしたがわなければ、寺井の情報を警察にもらすと。そうなれば、いずれ快斗が逮捕されるのも時間の問題かもしれない。」
もう・・・重すぎる・・・
そうです基本チャカポコしながら進んでいくまじっく快斗ですがこの話はやたらめったら重いのです。
単行本4巻の最後に収録されている話です。・・・っていやその先何年も単行本待つハメになるのに重すぎるわwww
「警察に油断してもらうぶんには、損はない。快斗は、中森警部じまんの宙吊り防犯ケースをほめておいた。」
くぅ~~~策士め!
警部も快斗にほめられたからって油断しないでよ~~!ww
「ほめておいた。」っていうのがなんかめちゃくちゃ笑える。「ほめた。」じゃなくて「ほめておいた。」笑
「キッドは人に危害はくわえないが、今回はナイトメアとかいう犯罪者とグルらしい。追いかけるなんて、あぶなすぎる。」
これ、地の文ですが青子が思っていたことなんですよね・・・?
キッドは人に危害はくわえないって・・・なんか・・・青子がこう思っていることがめちゃめちゃ愛おしい・・・。
「父親を愛していた男の子(ケンタ)の顔を思いだす。」
父親を愛していた男の子・・・これは快斗にもあてはまるというか、重ねてみてしまいますよね。
あー・・・つらいお話だ・・・。