まじっく快斗1412 小説版感想⑮レッド・ティアー


こんにちは。

ついに最終巻である6巻まできてしまいました。

これを書き終わったらあと二話です。。。

そういえば1412アニメの感想もあと二話といったところで止まっていますね笑

どちらを先に書こうかしら・・・

 

さてさて今回は「レッド・ティアー」。

こちらも前回のダーク・ナイトと同様父との関係について考えさせられるお話です。

 

ではいきましょう!

 

 

「「紅子……?」快斗は例によって警戒のポーズだ。」

 

「この女、苦手……」ですもんね。命を狙われたこともあったし。

この後に「気まぐれな魔女は油断がならない」という文もあります。

警戒しまくりな快斗かわいいですね。

 

 

「どうしても、その話題か。」

 

青子が快斗にキッドに関するニュースを見せたところなのですが。

確かに青子って結構キッドに関するニュース読んでますよね。

まあ父親がキッド専任の刑事なのであたりまえっちゃあたりまえなんでしょうけど。

それに悪いニュースについて嬉々としてお話してますしね。笑

 

 

「いくら娘だからといったって、青子は中森警部への評価が高すぎるのだ。」

 

お父さん大好きっ子だから見逃してあげて・・・

てかほんと警部はこんな娘を持てて幸せですよね!!!

快斗は自分が怪盗キッドであるというところから見ると青子のこんな様子は複雑かもしれませんが、いい子だなあとは思ってますよね。

過去に2回くらい「イイコだ。」って言ってますもんね。地の文でだけど。

 

 

「復活した怪盗キッドについては、8年前に殺した盗一が生きていたのだと考えているようだが……。」

 

これ。青子がこの前の場面でジョディさんに快斗は盗一の息子だと言っているのを組織が聞いていたら割とすぐ復活したキッドは快斗だという真実に結びつきそうですよね・・・

聞いていなかったのかしら。どうなんだろう。

なんか、漫画やアニメでは軽く流してしまうところも小説のようにじっくり読むものとなるといろいろと疑問が湧いてきますね。楽しいです。しかしそれと同時に読み込みが足りなかったなと反省もします。。

 

 

「あんなふうにキレた快斗は、ちょっとめずらしい。」

 

快斗がマジシャンをバカにするヤツらのショーなんて見てられっかよと言ったことに対する青子の思いがこのあたりでつづられています。

「快斗は、お父さんを尊敬しているから……その気持ちは、青子にはよくわかった。」ともあります。

ふたりとも・・・孤独なんですよね。深刻なものではないかもしれないけど。

父親の死の真相を掴むために好きな女の子のお父さんを奪う。うん・・・つらい・・・。

 

 

「青い〈レッド・ティアー〉はサファイアと呼ばれるべきなのかもしれないが……どういった由来か、世界最大のルビーと称されていた。」

 

おお、ここで持ってくるんですね。

なぜ青いのにルビーと呼ばれているのか・・・。

その疑問となるところを改めて提示しました。

 

 

「三日月の光をあびたビッグジュエルに――赤い光は、やどらない。」

 

うぉあ!?!?

まさかレッド・ティアーを月に翳している描写がくるとは・・・。

原作でもアニメでもなかったので、もしかしたらもしかする??と思っていたのですが

確実にパンドラではないってことですね。そっか。

まああんな大事な宝石パンドラでも壊すわけにはいきませんよね・・・。

 

 

「快斗は早足で先を行きながら、ふと幼なじみを想う。」

 

ここから先めっっっっちゃめちゃ良・・・・・・

いや、あの、是非ご自身の目で確かめていただきたいんですけれども、

ほんとダイレクトに快斗&青子クラスタをぶん殴ってきますという注意だけさせていただきます。

この「想う」という漢字だけで、(「思う」ではないということに対し)「は?尊・・・」ってなるんですけど、それを大きく上回るので・・・ご覚悟を・・・