まじっく快斗1412 感想⑳ダーク・ナイト


 

こんにちは。

今回は「ダーク・ナイト」です。4巻の最後のお話ですね。

このお話はなんとも悲しくなるお話ですよね・・・つらい・・・。

途中の青子はとってもかわいいのですが!

 

ではいきましょう!

 

 

雨の中の逃走劇

 

中森警部が合羽を着ながら周りの警官にキッドは近くにいるから探せと指示しています。

合羽警部かわいい・・・好き・・・

近くには息を荒く吐いているキッドが。・・・まさかこんな近くにいるとは思っていなかったでしょうねw

(全然この回とは関係の無いことですが、荒い呼吸のキッドさんをみるとサンヘイローの青子のことを思い出してしまいますね・・・萌死)

予報では雨だと聞いていたがハンググライダーで飛べないくらいだとは思っていなかったようで足止めを食らっています。

すると近くにあったトランシーバーから「お困りのようだね怪盗キッド君」と呼びかけられます。

「あの・・・どちら様でしょうか?」と普通に聞くあたりキッドさん面白いよね・・・w私だったら怪しすぎて無視しちゃう。笑

「私の名はナイトメア・・・君の味方だよ・・・」

さて、ナイトメアとはいったい・・・?

 

 

警視庁にて

 

ナイトメアがキッドを逃がしたとの話を茶木警視としている中森警部。

ナイトメアとは奇妙な仮面をつけた男で、世界各国の盗賊と手を組んで獲物の半分の報酬でそれを盗み出す手口や逃走経路を完璧に組み立てる謎の計画師なんだとか。

そして今度の13日の金曜日にキッドと手を組んで秀峰美術館にて展示される宝石を盗み出すとの予告が入りました。

ナイトメアと手を組んだ盗賊はみんな夜が明ける前に現地警察に捕まるかもしくは逃げようとしたところを射殺されてしまうため、ナイトメアと手を組み無事一夜を明かせた者はこの世の一切の悪夢を振り払い、溢れんばかりの幸福を手に入れることが出来ると言われているんだそう。

キッドもその幸運に目がくらんだんだろう、これでやっと君もキッドから解放されるなと茶木警視。え?という警部にナイトメアに目をつけられたものは捕まるか命を落とす運命だと。

このとき警部は何を考えたのかな。警部にとって生き甲斐である怪盗キッドが他者により捕えられたり殺されたりするかもしれないって結構なアレですよね(アレとは)

 

ナイトメアとキッドをなんとしてでも日本の警察が捕まえたいという警視に、日本のって?と疑問を浮かべる警部。ナイトメアを捕えるために「赤い手配書」を持ってやってくる”彼ら”を説明する警視。

彼らとは・・・国際刑事警察機構、通称ICPO・インターポールです。

 

 

犯行予告日当日 秀峰美術館にて

 

秀峰美術館の上空ではヘリがバババと飛んでいます。

警備の人数を警部に報告する警官。警部は国際なんちゃら機構に舐められるなよと発破をかけます。笑

そこへうしろからあのー、とやってきたのは快斗。ですが警部はICPOを意識しすぎて「よく来たなICPO!!ワシがこの現場を取り仕切る中森だァ!!」ととんでもない形相で快斗と握手しますww

ここほんと好きでね・・・警部も快斗も可愛いところです・・・すこすこ

 

警部が快斗を呼んだのは今回の防犯システムを見てもらうためだそうで。

このとき、このアニメではカットされちゃったんですけど漫画では「青子の話だと、(君はキッド同様手品がうまい!)」って警部が言っててさ~・・・

も~やばくない??快斗、青子が警部にそう話しているってことがわかって嬉しかったでしょ絶対。はぁ好き。

しかし警官がいっぱいのときといい、なんで青子が快斗の手品を褒めていたという重要なところをカットしちゃったんだ1412は!

 

「じゃああとで頼むよ」と去っていく警部に手を振りながらショーの前から手品のタネを明かしてくれてラッキーとほくそ笑む快斗。

その後ろから「おやおやァ何がおかしいのかね?怪盗キッド君?」と忍び寄る機動隊が・・・

と思いきや、「なーんちってェ♡」とくそくそ可愛い発言をしたのは青子ちゃんでした。

快斗はまじでこの世の終わりのような顔をしていましたねwだいぶ笑いましたww

機動隊の格好をしていることに何なんだその格好と問い詰める快斗。

青子は機嫌よく機動隊の人に一度着てみたかったって言ったらお父さんに内緒で貸してくれたと。はぁほんとかわいいな・・・。

この姿の青子を見たとき、快斗はまさか青子も警備するのか!?とか考えたんですかね。結構な焦り様ですもんね。

 

「彼にも見せたかった」と言った青子に「彼?」と快斗。誰だよと言いたげですが、そこへ小さな男の子がやってきます。

お姉さんも悪い奴と戦うの?――ええそうよ、ギッチョンギッチョンにしてやるわ!――じゃあパパの味方だね!

青子のギッチョンギッチョンっていうその表現も大好き・・・なんなん・・・かわいい・・・。

さて話を戻しますと、パパって誰?となるわけですが。

その男の子はケンタ・コネリー。そしてパパはジャック・コネリー。ナイトメアをずっと追いかけている、ICPOの偉い人でした。

部下は下で待機させ、現場に一人で来たジャック。警部とお話しています。

そこへ割って入っていくケンタ。ケンタはパパが日本に帰ってくると知り養護施設から抜け出してきたんだとか。

そうこう言っている間に警部がん?と機動隊(青子)に気付いた・・・?いや気付いてない!という状態になりました笑

慌ててその場から離れる青子。めちゃくちゃ可愛いですね。ゲッて笑

 

ケンタはパパのホテルに泊まると言ってきたと言っていますがパパは忙しいですよね。この子を施設に送る時間はないと困っているところ、青子がじゃあ私が送りましょうか?と名乗り出ます。いい子。

着替え早っ・・・と思う快斗。快斗みたいに早着替えさせることができる人が言うんですからとんでもなく早かったんでしょうねww

このカップル(まだだけど)もしかして 特技:早着替え になるのでは???かわいいww

まあちゃおのプロフの特技欄には早着替えは書いていませんでしたがね。

 

青子が送ることになり、ケンタと一緒にその場から離れていきます。

警部とジャックは長年背負い続けてきた厄介な荷を早く降ろしたいですねと握手を交わしています。

ナイトメアってどんな奴なんですかと問うと、糸目のジャックが開眼して

人の心に入り込み、全てを見透かし自在に操るずる賢い悪魔」と述べます。

それを聞いた快斗は確かにそうかもな、と数日前(たぶん)の豪雨の中の逃走中のやりとりを思い出します。

 

ナイトメアの考えた逃走経路で難なく警察から逃れられたキッド。

ナイトメアのことをキッドは元々知っており、それなら話が早い、今度組まないかと持ち掛けられます。

断るキッドにナイトメアはキッドの裏に忠実な老人、寺井ちゃんがいるだろうと脅しをかけます。

漫画では更に黒羽盗一の死とキッドの消失とが一致していることから(初代)キッド=盗一、盗一の付き人がまた新しく主人を見つけキッドを蘇らせたのだろうともほぼ確信を持って推測していましたがここはカットされてしまいました。

寺井ちゃんのことを持ち出され驚くキッドに「君は常に私の監視下にいる」と言います。

こうしてキッドはナイトメアと手を組まざるを得なくなりました・・・。

 

 

ブラックオパール「暗黒の騎士(ダークナイト)」

 

今回のキッドとナイトメアの獲物はダークナイトと呼ばれるブラックオパールのイヤリング。

ナイトメアは組んだ盗賊と獲物を半分こするとこのことなのでこうして二つあるものでないとだめなんですね。キッドがいつも狙っているビッグジュエルじゃ半分こにはできないので。

防犯システムを警部が快斗に説明しています。ここも可愛くて好き・・・。

警部と快斗が普段間にいるはずの青子がいない二人の状態でお話しているの、かわいくないですか??

防犯システムを見て質問してはぶつぶつと作戦を練っている快斗・・・バレるぞw

で、どうかね?と聞かれますが快斗は「盗られないと思いますよ・・・フタを開けなきゃね!」とめちゃくちゃ憎たらしい笑顔で言います。ここの漫画の快斗の顔が本当に好きでね・・・なんだよあの絶妙な笑顔w

 

 

ケンタと青子と快斗

 

ふと快斗が青子たちがまだこの現場にいることに気付きます。

青子はケンタがパパと一緒に悪い奴をやっつけると言ってきかないのだと困り顔。

ケンタはボクも戦う!お父さんみたいになるんだもん!と叫びますが何やら頭痛がおこってしまったようで痛み止めを飲みます。

このときの快斗、これが鎮痛剤だとすぐに気付いたところに彼の闇を感じます・・・。

余程薬に詳しくないとパッと見て鎮痛剤だなんて気付きませんよね。

昔から危なっかしいことをしていたとしても、こうして鎮痛剤を飲まないと駄目なほどの怪我とかはしてきていないでしょうし・・・

やっぱり、キッドになったことで得た知識なんでしょうね。悲しくて切ない。

 

ケンタは手術しないといけないけど、ナイトメアがいなくなれば頭の中にいる悪い馬をやっつけることができる、そしたらずっとパパと一緒に暮らすことが出来るとパパが言っていたと言います。

このあたり、快斗はどんな気持ちで聞いていたんでしょうね。

父と子の関係性やつながりを自分と重ねていたのかな。特にそんな描写はないですけどね。

そう言っている間にぐぅぅぅ、とケンタのおなかが鳴ります。

青子はファミレスでカレーを一緒に食べよう、ニンジン食べれば悪いお馬さん大人しくなるかもよと持ち掛けます。いいなー私も混ぜて!!!

そして馬っていえば、中で彼に会った?と青子。快斗もだから誰だよ?と若干不機嫌顔。笑

青子はスマホを見ながらおっかしいなー今日こっちに帰るから快斗に伝えてくれってメール来たのに・・・現場で会うのを楽しみにしてるって・・・と言い、快斗はまさか・・・と一人の人物を思い浮かべます。

 

 

現場に向かうのは・・・

 

ばあやの運転する高級車の助手席に乗っている男・・・白馬くんが現場に向かっています。

青子が言っていた「彼」「馬」そして「現場で会うのを楽しみにしてるって」が表していた人物は白馬くんでした。

しかし青子、白馬くんのことを彼って呼ぶなんて・・・誤解されちゃうぞっ♡

まあ自覚してない子なので誤解されようがどうでもいいって感じなんですかね・・・知らんけど・・・。

白馬くん、チェスを例えに出していろいろと語っていますがなかなか気障ですねw

なんかニヤニヤしちゃいます・・・英国帰りとはいえまだ高校二年生でしょ!?すごいな。

 

 

犯行前のキッドとナイトメア

 

キッドがナイトメアと電話しながら近藤館長に変装していっています。

中の警官の数やヘリの数を細かく伝えてくるナイトメアにその情報はどこから、と問いかけるキッド。

ナイトメアは監視カメラだ、その映像を傍受したった今再確認させてもらった。私は警察のありとあらゆる情報を見通す力を具えていると言います。

そして快斗は変装を終え、ちゃんと盗み出してやるから枕を高くしていい夢見ながら待ってろよと自信たっぷりにナイトメアに言い放ちます。

 

 

犯行予告時間

 

近藤館長になりすまし、現場に入っていくキッド。警部から遅いですよと言われます。

しかし館長が相手だと顔を引っ張ったりの確認はしないのかな・・・とちょっと疑問に思いましたw

まあここで引っ張ってなんやかんやあったら話進まなくなるのでいいんですが笑

そして最終チェックをすると言って防犯システムに近づいていきます。

宝石を置き、蓋を閉めるときによろけて何かをしますが・・・なんでしょうね?

 

細工は流々、あとは白馬がうまく引っ掛かってくれれば・・・と思うキッド。

白馬くんはというと、ばあやがめちゃくちゃ混んでいる道を選んでしまったせいで足止めを食らっていました。

そのばあやと電話をしてその道を行くように言ったのが警部に変装したキッドなんですがね。

白馬くんはそれがキッドの仕業だと見抜き、ここから美術館まで走って行けるからと車を降りてしまいました。

ばあや、きっとすべて終わってから坊ちゃまに泣き詫びるんだろうなと思うと・・・可哀想・・・笑

 

白馬くんは走りながら警部に電話をかけます。番号知ってるんだ・・・いいな・・・

番号交換するくだりとかもみたかったなあ。

白馬くんの電話帳には 中森青子 中森銀三 が縦に並んでるわけ??強・・・羨ましい・・・。

警部と電話をしているときにふと照明がかなり暗くなっていることに気付きます。

オパールは強い光を避けないといけないからと館長が調節してきたみたいですが、もともと調節はされてあったんですよね。それを更に暗くした。そしてフッと電気が消え・・・さあ、キッドのショーの始まりです。

 

電気が復旧し、ケースを見てみると台座の上に置いていたオパールがなくなっています。

狼狽える館長(キッドですが笑)。しかし警部は大丈夫、水に浮いている。・・・浮いている!?!?

どーなってんだ!?――とにかく鑑定するから蓋を開けて・・・と現場はわたわた。

白馬くんは今そっちに向かってるんで到着するまで何も触らないでと言いますがんなの待ってられっかと警部。笑

館長が鑑定をするとこれは偽物だと・・・警部はおのれキッドめェエ!!とカンカン。笑

 

 

ケンタと青子

 

外で待機していたジャックはナイトメアの逃走経路のパターンは読めているからと閣員に指示していきます。

そのジャックが乗る車と青子とケンタが乗っているタクシーがすれ違います。

ケンタは運転手さん今の車追って!と無茶を言います。青子がどうしたの?と聞くと

「パパに言わなきゃいけない事があったんだ!ボクの頭を治してくれるいいお医者さんを施設の人が見つけてくれたって!パパ、いつもボクの病気の事心配してたから・・・だからボクの事なんか気にしないで、思いっきり悪い奴らと戦ってって!・・・ね、これだけパパに言わせてよ!お願い!」

・・・青子もきっと小さい頃からキッドを追いかけていた(だけでなくたくさんの警察の業務もこなしていた)お父さんのことを応援してきていたでしょうし、こんなこと言われちゃたまらないですよね。

アニメでは変わっていますが、青子はケンタが運転手に無茶を言ったときにダメよそんなの、と言うんですよね。でもケンタのパパを応援する気持ちがひしひしと伝わってきて・・・。

ここのところは原作のやりとりのままいってほしかったなあと思います。まあ尺の関係上仕方ないんですけどね。

 

 

白馬くんの現場検証

 

ケースを見ている白馬くん。警部からはどーせ何も出てきやしない、守っていたのは偽物だったとワシらを馬鹿にしていたんだよと吐き捨てます。

が、白馬くんは何かに気付いた様子。ケースをひっくり返し(水撒き散らすの大胆すぎて笑っちゃうw)、中から透明なアクリル板を取り出します。

なんだそれはと言う警部、白馬くんはこれをケースの中のオパールがちょうど浮いたように見える高さに入れていたのだと推理します。

つまりオパールは浮いていたのではなく浮いたように見せかけられていた、そこにあったのは本物だったと・・・。

警部は館長に変装して持ち去ったからこの美術館から逃がすんじゃないぞと言いますが、白馬くんはもう飛んでいるだろうと推測します。。。

 

 

キッドVSナイトメア

 

ナイトメアと落ち合う地点に向かう最中、ダーク・ナイトを月に翳しますがパンドラではありませんでした。

一応ビッグジュエルじゃなくても確認するんだね・・・。

 

落ち合う地点の廃屋?の上階に到着するとナイトメアがパンパンと拍手をしてきました。見事だったと。

キッドは「いるかんな物!」とイヤリングを二つとも投げつけます。

そしてナイトメアがなぜ警察の目をかいくぐれたのか、それはあんたが警備態勢を聞いているからだ・・・そうなんだろ?ICPOのジャック・コネリーさんよぉと言います。

ナイトメアは最初は誤魔化しますが、警官の数をひとり多く数えてしまった――機動隊の格好をしていた青子を含めていたことでキッドに正体を把握されてしまいました。

このときのさ・・・キッドが思い浮かべている青子の顔と背景、めっちゃかわいくない??

話がシリアスなぶんめーっちゃ華やかに見える。かわいい・・・かわいすぎる・・・。

 

ナイトメアは変装を解き、銃をキッドに向けながら間違えた理由について述べます。

そこへ静かにやってきたタクシー。ケンタはすぐに降りて駆けて行ってしまい、青子が待ちなさいと声を掛けるも聞かず。

 

ジャックはケンタが来たことには全く気付かずキッドと話をしています。

正体がバレた場合はこの銃で盗賊を射殺していたのだと。

そうこう話しているうちにジャックの部下が地元警察・警部たちを連れて現場にやってきます。

君の屍を拾いに来たぞと言うジャックにキッドは人の命を盗ってまで息子を助けたいってか?と言います。

このときのキッド・・・というか快斗、すげーよなあ・・・

銃向けられて、今にも殺されかけているのに、なんでこう余裕で話せるんだろう。

神経バグってるのかな・・・(誉め言葉)

防弾チョッキかなんか着てるのかな。なんにせよすごい。

 

着々とパパのもとに近づいていっているケンタ。頭の痛みを鎮痛剤を飲んで和らげながらパパを探します。

キッドはジャックに彼の核心をついていきます。

ケンタの手術費用のために宝石が必要であること。

ナイトメアが消えればその費用が貯まってナイトメアになる必要がなくなること。

ジャックはこれからも盗賊に悪夢を見せていかなければならないと銃をキッドに発砲しようとします・・・が!

「パパァ!」

ケンタの声が響き、ジャックも不意を突かれケンタ!?と驚きます。

その拍子に後ろに足を取られ、そこがちょうど老朽化しているところだったので下へ落ちていってしまいます。

 

ケンタと青子がこの現場にいることを知り、警部はお前らなんでここに?と尤もなことを言います。

たしかにまさかこんなところにいるとは思いませんもんねぇ。

一方のキッドとジャックは・・・キッドがジャックの手を掴んでおり、ジャックは宙ぶらりん状態。

もう片方の手に収めている宝石を捨てて両手で俺の手に捕まれと言うキッドですが、ジャックはこれはケンタの手術・・・と言いながらキッドの手袋を掴んだまま落ちていってしまいました。

キッドの手袋、脱げやすくなってしまっていたんでしょうか・・・つらい・・・。

仮面をつけて落ちて行ったジャック。「パパ!」そう叫びながらその傍に近づいていこうとしているケンタ。

「ボクもパパみたいになるんだ!」ケンタの発言を思いだしたキッドは仮面目掛けてトランプ銃を放ち、ジャックから仮面を外しました。

やってくるケンタ。

「ケ・・・ン・・・」そう名前を呼び今にも死に絶えていくパパの姿を目の当たりにしてしまいます。

ここ、漫画とアニメでは違うんですよね。漫画では、ケンタはパパがもう死んでしまってから傍に駆け寄っているんですけど、アニメでは命の灯が消えていくところを近くで見ているんですよね。

ほんとにつらくて、快斗と盗一さんのことも考えさせられるお話です。

 

ケンタがパパの傍に近づいてボロボロと涙を零しています。その後ろから白馬くんと青子と警部が。

青子の描写は漫画ではなかったわけですが、アニメでは出してくれていてよかったです。

あと、その隣で白馬くんが「キッドは助けようとしたようですね」と言っているところも個人的にはほっとしました。

そのあとに放った警部の「さてはあの二人仲間割れして~」のセリフだけを聞くと、人命救助しなかった、更に悪い奴となってしまいかねないので。

青子も間近で(いやまあまあ離れているかもしれないけど)遺体を見てショックでしょうし、白馬くんの言葉がちゃんと耳に入っているかは分かりませんが・・・それでも白馬くんの隣でその言葉を聞いていた、その改変は嬉しいものです。個人的に。

白馬くんはジャックがナイトメアだと気付いたようですね。どこを見て気付いたのかは分かりませんが、きっとその真実を自ら警部たち警察に言うことはないのでしょう。

多分、あの仮面にジャックの痕跡が何か残っていると思うのですが、それは警察が調べていくうちに判明していくでしょう。

それを警察がケンタに言うのかどうか・・・うん・・・わからないですが、言わないでほしいなと思います。世界的な犯罪者だから難しいかもしれないけど・・・。