もくじ
- 0.1 「中森警部の視線を背中に感じて、快斗はドキッとした。」
- 0.2 「少女のほうは……ええと、だれだったか。思いだせない。」
- 0.3 「快斗はゲンナリした。自分で名演技とかいっちゃう人って……。」
- 0.4 「演劇のことはわからない。でも、ステージのことなら少しはわかる。」
- 0.5 「しくじれば逮捕される。毎回が、人生をかけたマジックだ。」
- 0.6 「野次馬がカボチャなら、警官は案山子。そうとでも思わなくては、いますぐにも快斗は怪盗キッドの衣装をぬぎ捨てたくなるだろう。」
- 0.7 「中森警部は苦労してチケットを手に入れたはずだ。よほど娘の青子が大切なのだろう。」
- 0.8 「快斗は中森警部に、そこそこ気に入られているのだろうか……?」
- 0.9 「これじゃ、まるでデートじゃないか。」
- 0.10 「快斗は、めずらしく青子に全面同意したのだった。」
- 0.11 「白き魔法使いがステージにかけた魔法は、まだ、とけていない。」
- 0.12 「結果的に、デートがうまくいってしまったようで、快斗は、ちょっとこそばゆい。」
- 0.13 「そして青子は、やっぱり怪盗キッドのことが――Gよりも大嫌いなのだった……。」
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こんにちは。
今回はグリーンドリームです。
先生のお気に入りであるこの回にはどんな萌えがつまっているんでしょうかっ!
ではいきましょう!
「中森警部の視線を背中に感じて、快斗はドキッとした。」
まるで恋かのような一文・・・w
まあもちろんそうではないことくらいわかっていますが!
「少女のほうは……ええと、だれだったか。思いだせない。」
快斗は事前にネットでこの舞台のキャストを調べていたらしいのですが、そのときに怒られている恵ちゃんを見て思ったこと。
最初はいや快斗なら絶対覚えてるでしょ・・・と思っていたのですが、よくよく考えてみたら端役だったら顔写真は出ませんもんね。
変な早とちりと解釈違いを起こすところでした笑
「快斗はゲンナリした。自分で名演技とかいっちゃう人って……。」
今泉麗子の発言を受けて感じたことのようですが・・・
快斗、お前も大概キッドをやるときはそんな感じだぞww
めちゃくちゃ自分のこと棚上げしてるー!と思いました笑
「演劇のことはわからない。でも、ステージのことなら少しはわかる。」
恵ちゃんがひとりで舞台で練習していた時のことですね。
このあとに、彼女には幕の向こう、二階席に届くほどの輝きがあるとも思っています。
べた褒めですね!
「しくじれば逮捕される。毎回が、人生をかけたマジックだ。」
プロの怪盗として思いを馳せています。
人生をかけたマジック・・・やっていることは犯罪であり許されることではないですが、後悔なく進んでいってほしいですね。
「野次馬がカボチャなら、警官は案山子。そうとでも思わなくては、いますぐにも快斗は怪盗キッドの衣装をぬぎ捨てたくなるだろう。」
・・・・・・・・・・・・え?
そうなの?快斗はそんなふうに思いながらいつもキッドをやってるの??
なんか意外というか、意表を突かれたというか。
まあ、好きな女の子はその姿が嫌いだし、その女の子のお父さんは普段はいろいろお世話になってるのにその姿になると追いかけてくる人物だし・・・
うーん、なんかこうして言われると、ますます快斗はどんな精神状態で怪盗キッドをやっているんだろうと深く考えてしまいますね。
「中森警部は苦労してチケットを手に入れたはずだ。よほど娘の青子が大切なのだろう。」
ウッッッッ尊・・・
いやぁなんかね、ブルーバースデーでは青子の誕生日を忘れてたわけじゃないですか。
でもこうして演劇のチケット用意したり他の話では列車の乗車券とか・・・とにかくいろいろ用意してあげてますよね。
普段キッドのことでなかなか親子でゆっくりできていないから、という罪悪感もあるかもしれませんが、ただ物を与えるだけの冷たい親子関係じゃなくてちゃんと心が通い合った温かい親子関係なんですよね。
中森親子好きだよー。お母さんの情報早く知りたいっ!
「快斗は中森警部に、そこそこ気に入られているのだろうか……?」
娘が男と観劇に行くといっても嫌な顔をしないところを見ると、という話なのですが
まあ、コナンにおける小五郎と新一とは雲泥の差ですよね笑
そのあと家族同然ではあるがというような言葉が続いていますが、将来本当の家族になるじゃんね、ね!
「これじゃ、まるでデートじゃないか。」
デートだよ!!!!!!!!
一般に君たちのその行為はデートっていうんです!!!
てか、ちゃおのプロフで快斗は動物園のアレもデートだと認識してたよね。
もう「まるで」じゃないやん・・・正真正銘やん・・・お姉さん知ってるよ・・・
「快斗は、めずらしく青子に全面同意したのだった。」
めずらしくか・・・普段天邪鬼君だもんね。
普段同意を得られない青子がこうしてたまに得られると嬉しくなる、みたいな描写がほしかったですね。
「白き魔法使いがステージにかけた魔法は、まだ、とけていない。」
素敵な一文ですね。
キッドは犯罪者だけど、”黒き魔法使い”だけではなくいつか”白き魔法使い”としても青子を楽しませてくれたらなぁなんて思ってしまいました。
「結果的に、デートがうまくいってしまったようで、快斗は、ちょっとこそばゆい。」
やっぱデートって思ってるんじゃんか!!!!!もう!!!!ありがとう!!!!!!
もっといっぱいデートしてくれよな・・・
「そして青子は、やっぱり怪盗キッドのことが――Gよりも大嫌いなのだった……。」
※GはGです 説明になってないけどわかりますよね・・・
Gの話ってこの時点ではまだ出てきていないのにこの単語を出さないでほしかったなと思います
単語ですら見たくないので・・・ウン
この後に続くのが
「怪盗キッドをつづけるかぎり、快斗のフクザツな気持ちは、どうやら、解決しそうもなかった。」
なんですけど・・・まあ、やっぱり複雑な感情は抱いているんですね。
でもやるって決めちゃったもんね。復讐を成し遂げるって。
青子との、なんの障壁もない未来を歩むことより犯罪者となり復讐することを選んだんですもんね。
言い方ちょっとキツイように思われたらすみません。でも実際にそうだから。
まあ、それでも快斗は決して青子から離れないし離そうともしないんだろうな。
全部全部手に入れるんだろうなー。