もくじ
- 0.1 「隠し部屋の、そのまた隠し倉庫。」
- 0.2 「母が怪盗になった理由は、快斗にはわからない。」
- 0.3 「快斗は、父の心の深いところに、はじめてふれた気がした。」
- 0.4 「ファントム・レディと怪盗キッドは深い関係にあった。師匠と弟子ではなく、夫婦だったが。」
- 0.5 「鼻血が出るほどぶんなぐったのに礼をいわれた青子は、ただひたすら気味がわるくなった。」
- 0.6 「工藤新一、そして江戸川コナン。ふたりの探偵は、謎ゆえに、ずっと快斗の興味の対象でありつづけた。」
- 0.7 「快斗は、気づいているのか……? 江戸川コナンの正体が、(中略)工藤新一であることに……!」
- 0.8 「例によって夕食をごやっかいになった快斗をまじえて、青子と、いったん帰宅した中森警部が、デザートを食べながらテレビを観ていた。」
- 0.9 「中森警部がいったので、快斗も言葉をかぶせた。おまえは怪盗キッドが大嫌いなんだろう、と。」
- 0.10 「青子が現場にいると、いざというとき青子に変装しにくくなる。先日のように、青子を危険にまきこもうとする者がいないともかぎらない。」
- 0.11 「(青子……)大切なものほど、真実から遠ざけなくてはならない。」
- 0.12 「まさか怪盗キッドが目の前にいて、夕食とデザートまでごちそうになってるとは知らずに。」
- 0.13 「中森警部は、なんだかんだで、この小学生をたよりにしはじめていた。」
- 0.14 「いきなり年上のご婦人にだきつかれた中森警部は、ちょっと身震いしつつ、気をとりなおした。」
- 0.15 「快斗は――たとえ中森警部でも、だれでも、すぐに気づく仕掛けをしたのだ。」
- 0.16 「中森警部は警官だ。怪盗キッドを逮捕する立場にある。そして同時に、だれよりもキッドのことを信頼する男でもあった。」
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こんにちは。
今日は前回のお話とリンクしている「龍馬」のお話。
コナンの方で先にこの龍馬の話が掲載され、のちにまじ快で怪盗淑女の話が掲載されました。
が、時系列で言うと怪盗淑女の話の方が先なんですよねー。
ではいきましょう!
「隠し部屋の、そのまた隠し倉庫。」
んひ・・・この家どうなってるんでしょうね・・・間取り知りたい。
昔かくれんぼかなんかして迷い込んだりはしなかったのかな。
「母が怪盗になった理由は、快斗にはわからない。」
そのあたりのことはまだ語ってないんですねー。
盗一さんが怪盗キッドであると快斗がわかってからなれそめを惚気だしたんだとは思うんですけど、私も怪盗をやってたのよとは言えても理由までは言えなかったのかな。
「快斗は、父の心の深いところに、はじめてふれた気がした。」
う・・・そうか・・・そう感じているのね。
もう亡くなった(と思っている)父には会えないけど、こうして思い出を誰かに話してもらうことで快斗とお父さんとの心の繋がりがより強固なものになっていってくれたらいいな。
「ファントム・レディと怪盗キッドは深い関係にあった。師匠と弟子ではなく、夫婦だったが。」
そして今は母子である・・・w
しかしすごい夫婦だな。怪盗と怪盗の子どもはそりゃ怪盗になりますわ(?)
「鼻血が出るほどぶんなぐったのに礼をいわれた青子は、ただひたすら気味がわるくなった。」
快斗ってもしかしてマゾなんじゃ・・・と思った青子が付き合っていざ・・・というときに頑張ってサドになろうとする姿が浮かびました(突然の下ネタ)
「工藤新一、そして江戸川コナン。ふたりの探偵は、謎ゆえに、ずっと快斗の興味の対象でありつづけた。」
えーーーーーー!?
そうだったの?興味の対象だったの?そうかぁ・・・
時計台のときの警視庁からの応援の少年について調べていたんだね。
いつ新一のことを認識したんだろうと思っていたんだけど。
「快斗は、気づいているのか……? 江戸川コナンの正体が、(中略)工藤新一であることに……!」
・・・・・・・・・・・・ほぉ?
この小説では明確に示していないんだね?コナン=新一だと気付いていると。
まあ後々の会話でどっちであれ知ることにはなるのですが。
映画では最初(世紀末)から知ってましたもんねー。
「例によって夕食をごやっかいになった快斗をまじえて、青子と、いったん帰宅した中森警部が、デザートを食べながらテレビを観ていた。」
はーーーーーーーー
いやもうこんなん家族やん・・・アニメでも思ってたけど・・・
ほんとにかわいい。かわいい。かわいいよぉぉ
あと、警部は一時帰宅ができるのですね。よかった。
「中森警部がいったので、快斗も言葉をかぶせた。おまえは怪盗キッドが大嫌いなんだろう、と。」
青子が鈴木大博物館のお祭り騒ぎの様子をテレビで見て「青子も行きたいなー」といったときの快斗の反応なのですが・・・
ふぁ・・・泣いてしまう・・・
どんな思いでその発言をしたんだ快斗。
嫌いよ、って面と向かって言われたらどんな顔をするんだ。
はぁんつらい・・・。
「青子が現場にいると、いざというとき青子に変装しにくくなる。先日のように、青子を危険にまきこもうとする者がいないともかぎらない。」
前半はオイ!!という感じだったのですが、後半はだよね!そうだよね!!!と首が捥げそうなほど頷きました。
この後にも続いていますが、快斗は黒羽盗一の息子として裏社会の危険にさらされているんですよね。
組織はいまはまだ盗一にしか目を向けていませんが、どこかで今の怪盗キッドはその息子であると気付かれたとき。
ぜったい、青子は狙われてしまいますよね。家だって隣だし。常に一緒に居るし。
今後どれだけの危険が迫ってくるんでしょう・・・気になります。
「(青子……)大切なものほど、真実から遠ざけなくてはならない。」
・・・・・・・・・・・・(悶絶しながら頭を抱える)
とんでもない破壊力じゃないですか・・・なにこれ・・・
この一文だけで小説6巻分の価値あるよ。いやほんと冗談抜きで。
こんなこと、アニメでは言ってなかったじゃないですか。
ほんとすごいな小説版・・・
「まさか怪盗キッドが目の前にいて、夕食とデザートまでごちそうになってるとは知らずに。」
これ、実際は快斗の姿ですけど(当たり前)キッドの姿で想像したらめちゃくちゃ面白いなww
仲良しな警部と怪盗with警部の娘・・・うーんかわいい!
「中森警部は、なんだかんだで、この小学生をたよりにしはじめていた。」
そっかぁ・・・警部・・・かわいい・・・w
小学生を頼りにする警察って、まあ一課の面々はよくしていますが中森警部はあんまりないじゃないですか。
かわいいなあほんとに!
「いきなり年上のご婦人にだきつかれた中森警部は、ちょっと身震いしつつ、気をとりなおした。」
警部かわいい(n回目)
身震いしちゃったところほんとかわいい。「さわるな!」って言っちゃってるのもかわいい。
「快斗は――たとえ中森警部でも、だれでも、すぐに気づく仕掛けをしたのだ。」
この書き方ちょっとひどくないですか!?!?
たとえ中森警部でも、ってまるで警部がポンコツみたいじゃないですか!
ポンコツなところもあるけど!しっかりしている面もたくさんあるんだよー!
「中森警部は警官だ。怪盗キッドを逮捕する立場にある。そして同時に、だれよりもキッドのことを信頼する男でもあった。」
そうなんだよ~~~!警部はだれよりキッドを信頼してるんだよ~~~~!!
キッドの予告に書いてあることは絶対だと信じてるんですもんね。うん。
最後の方は警部への愛を連ねまくってしまいました。
はぁん警部・・・かわいいよー好きだよー