もくじ
- 0.1 「これらはすべて、たったひとりの泥棒――自分のためのそなえであることに、快斗は緊張をおぼえずにはいられない。」
- 0.2 「キッドが嫌いな青子は、高校生くらいの年代では、どちらかというと少数派なのだ。」
- 0.3 「「それに、あそこは……あの時計台は……」青子はシュンとした。」
- 0.4 「キッドの予告状をうけて、あたりには数百……数千人が集まっていた。」
- 0.5 「警視庁の威信にかけて。中森警部はハッパをかけた。」
- 0.6 「もしかして、と思っていたが、やっぱり快斗は時計台には興味がないらしい。」
- 0.7 「光の魔人とは、輝くほどの人の叡智そのもの。」
- 0.8 「警視総監のおぼっちゃんの白馬探だって、ここまで露骨に、警察の指揮系統を無視したことはない。」
- 0.9 「マジシャンの創造力は、探偵の推理力をふりきれるのか。」
- 0.10 「彼にとって、この時計台は、この場所になくてはならない大切な――そう、思い出の場所だったのだろう。」
- 0.11 「まだ幼かった青子には、男の子が、ホンモノの魔法使いのように思えたのだ。」
- 0.12 「時計台の前で見つめあい、たがいの記憶をかわすと、ふたりは、深いつながりをたしかめあった。」
- 0.13 「(わすれるかよ、バーロ―……)時計台の一件を思いだしながら。」
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こんにちは。
今回はブラック・スターです。快斗&青子好きにはたまらない回ですね。
・・・しかしこれ、なぜか「番外編」なんですよね・・・
なんで番外編ということにしているんでしょう。
あれもちゃんとまじ快の単行本に収録されている歴とした本編なのに。
そのへん納得いきませんが・・・
まあ、いってみましょう!
「これらはすべて、たったひとりの泥棒――自分のためのそなえであることに、快斗は緊張をおぼえずにはいられない。」
装甲車までもが用意されているところを見ての快斗の様子だそうなんですが・・・
えーー?快斗、だいぶ余裕そうな表情でしたけど・・・うーん・・・
いや、公式のものと解釈違いというのは支離滅裂になってしまうのですが、
でもここは緊張を覚えているような感じではなかったような気がするんですよね・・・
「キッドが嫌いな青子は、高校生くらいの年代では、どちらかというと少数派なのだ。」
うんうん・・・まわりはみんなキッドファンだもんね・・・
親友の恵子もキッドファンだしね。
普通の友達だったら、青子がキッド専任の刑事の娘だと知っていたらキッドの話は遠慮するかもなあと思っているのですが、
恵子は真の親友だから明け透けにキッドファンであることを言っているのかな。
でもさ、恵子は、青子がキッドのことを嫌いと言っているとはいえ快斗と一緒にコンサートにいくことができるようにキッドを応援している姿は見ているわけで・・・
となると、青子は心の底からキッドを嫌っているわけではないと思っているのかなあ。
そういえば。
この小説版では何度も「青子はキッドが嫌い」ということが書かれていますが、実際はどうなんでしょうね。
ブルーバースデーのときに泣いていたり、このブラックスターの回でも最低男云々と言っていたりするのですが、
サンヘイロー以降は青子の心情に変化はあったんでしょうか・・・。
そこんとこめっちゃ知りたいんですよね。ほんとに。
青子をかばって・・・なんてことを青子はあのとき一瞬だけとはいえ思ってたので、その後ふとした瞬間にも絶対過りますよね。
もしまた今後キッドにかばわれるようなことがあれば、青子はどうなってしまうんだろう。
はぁ・・・早く続きが読みたいです先生・・・。
これまでの連載の間隔からいくとあと二年程待てば・・・という感じなんでしょうけど・・・
遠いよね・・・ほんとに・・・ウッ
話がだいぶ逸れてしまいました。すみません。
キッドに対する青子の気持ちを考えているだけでほんと一日が終わっていくくらい考えてしまうので・・・。
小説の話に戻りますね。笑
「「それに、あそこは……あの時計台は……」青子はシュンとした。」
このあと~~~~~~~~!!!!!
このあとの!快斗が!!青子を!!!慈しむように!!!!見つめるシーンを!!!!!
どうしてこの小説では書いていないんだ・・・なんでだ・・・
いや、あの・・・だいぶ、重要だと思うんですよね。
私が快斗と青子に陶酔しているからというだけではなく。
このエピソードの肝となる部分だと思うんですよね。うん。
思い入れが強い分、こういうところでめちゃくちゃ引っかかってしまう。
「キッドの予告状をうけて、あたりには数百……数千人が集まっていた。」
え!?!?そんなに人いたのかwww
まあそうか・・・そのあとにこれだけ集まった理由が書かれていますが、確かになーという感じです。
「警視庁の威信にかけて。中森警部はハッパをかけた。」
ちょーーーーーっとまって。いや、ほんとに待って。
うん??いや、もしかしたら別におかしくないのかもしれないけど。
警視庁の威信にかけてって・・・この警視庁は本庁のことですよね。たぶん。
都内の○○署の管轄が警視庁ということはわかっていますが、この書き方だと多分本庁のことだと思って書いてますよね。
そうだと思って言います。・・・ちがうよーー!!!
中森警部は鈴木財閥の至宝ブラック・スターが狙われたその一ヶ月前に本庁に転勤となったわけで。
このときはまだ港警察署にいるよ!!!でないとこの後出てくる「警視庁からの応援」というのが変な感じになっちゃうじゃんか!!
このあたり誰も何も指摘しなかったの??それとも気付かなかったの??
なんにせよひっかかるところが多すぎる・・・。
「もしかして、と思っていたが、やっぱり快斗は時計台には興味がないらしい。」
青子~~っそんなことないんだよ。。。いま盗もうとしてるんだよ。。。
この後の展開を知っているとはいえ、青子がこのときに寂しそうにしていたことを考えると・・・慰めてあげたいって思いますね・・・。
「光の魔人とは、輝くほどの人の叡智そのもの。」
ぎえ!こんな意味だったんですね「光の魔人」て・・・。
輝くほどの人の叡智・・・なんかすごい文だ・・・。
もうみなさんお分かりだと思うので書きますが、この光の魔人=工藤新一です。
新一がルシュファーにこう言われたのに対し、白馬くんはなんて言われたんでしょうね。
そこんとこちょっと気になりました。
「警視総監のおぼっちゃんの白馬探だって、ここまで露骨に、警察の指揮系統を無視したことはない。」
ここ結構笑っちゃった。笑
そうですよね、白馬くんて警視総監の息子なのに特に横柄な態度はとりませんよね。
怖いもの知らずではあると思うのですが。
その点新一は我が強くて笑っちゃいます。自信の表れなのかしら。。。
「マジシャンの創造力は、探偵の推理力をふりきれるのか。」
なんだこの文章!ちょっとおしゃれだ。
マジシャンの創造力と探偵の推理力・・・快斗が言っていた「芸術家」と「批評家」みたいなもんですかね。
「彼にとって、この時計台は、この場所になくてはならない大切な――そう、思い出の場所だったのだろう。」
我、ニッコリ
は~~~~そうです、なくてはならないのです。。。
まあ、この暗号を解いたら、この文章の後に続く「それは、とてつもない手がかりでもある。彼の正体は、この街にゆかりのある人物ということに……」が示している通りキッドが身バレするかもしれないのですが。
快斗はそれでも、この時計台がこの場所にあることの方が大事であると、優先させたのですね。
はぁ。すごい。愛が重い・・・最高・・・。
「まだ幼かった青子には、男の子が、ホンモノの魔法使いのように思えたのだ。」
わかる・・・わかるよ青子ちゃん・・・
お父さんが来なくて不安いっぱいだったところにこんなふうにマジックをみせられちゃあ・・・キラキラして見えるよね。大切な思い出となるよね。うんうん。
「時計台の前で見つめあい、たがいの記憶をかわすと、ふたりは、深いつながりをたしかめあった。」
・・・・・・なんかこの文章やらしくない??←
もーーーめっちゃ邪な目でみちゃう・・・。
散々ほかのところでも言われていることですが、このふたり、時計台を見るたびにここで青子/快斗と会ったのかって思うだけであって口には出してなかったってことですよね。
うへーーーなにそれふたりともめっちゃいじらしいやんけ・・・、、、
「(わすれるかよ、バーロ―……)時計台の一件を思いだしながら。」
これもちょっと・・・違います・・・、、、
快斗がわすれるかよって言ったのは青子との出会いについてであって、時計台の一件をってわけではないんですよ!!!
漫画でのあのほほえみからわかるでしょ!!!
ちゃんと汲み取ってほしかったなあ。。。
いや、ほんと、この話が大好きだからこそめちゃくちゃ文句というか残念だと思ってしまう・・・
そうじゃないんです、こういう意味なんですって私何度か言いましたけど、
もちろんそうではない可能性だってあります。でも、漫画を何度も呼んで咀嚼してきた私にとって書かれている文章はどうにも納得できないところがあったりして・・・
この記事を読んで不快になられた方がいらっしゃいましたら本当にすみません。
ブラック・スターが大好きだからこそってことで、何卒・・・。