まじっく快斗1412 小説版感想①よみがえる怪盗


 

こんにちは。

最近になってようやく小説版のまじっく快斗1412を購入しました。

これまでに買っていなかったのは、まあ・・・正直いらないかなと思ってしまっていたんです。オタク失格です。笑

でもまじ快沼にどっぷり浸かるようになり、これは読まないとだめだ!と思い購入しました。

 

では感想いってみましょう!

 

 

「まともじゃない。気味わるい。」

 

快斗が朝の教室で青子のパンツが見たいがために起こしたマジック?イリュージョン?で快斗の頭部がぐるりと回りますよね。そのときに青子が思っていたことなんですが・・・

ひどすぎるwww

そんなことを思いながらあのときその様子を見てたんだ・・・

まあ確かにまともじゃないし不気味だけど・・・そうはっきり言わんでも・・・w

 

 

「逆立ち歩きをしながら、快斗は不潔きわまりないバカな高校生男子の発言をした。」「いまどき、こんなデリカシーのないヤツは天然記念物だ。」

 

これもなかなかに辛辣で笑っちゃった・・・

この小説は地の文が三人称なのですが、結構グサグサくること言ってますよね。いいぞもっとやれ。

 

 

「快斗のことが気になる女の子に、いちいち「つきあっているの?」と確認される・・・」

 

あ、やっぱりそうなんだね。

二次創作ではよく見かけていたこの「快斗のことを好きな女の子にとやかく聞かれる青子」現象、公式だったんだ。

 

 

「中森青子は成績優秀。黒羽快斗は、テストの点数はともかく頭はキレる。」

 

え!!じゃあ快斗は勉強できるけどテストは手を抜いているってこと?

それともある程度解いたら眠ってしまったりするのだろうか。うーん。

 

 

「安心したのだ。飛びおりた快斗が、ぶじだったから。」

 

快斗が3階の教室から飛び降りて早退したときに青子が思っていたこと・・・

うっわーーーもう、やっぱ心配とかするんじゃんーーかわいいなー青子はーー!!

この倒置法の使い方は卑怯だよ・・・。

 

 

「――おまえは、もう私をこえた。そんなふうに父がいってくれることは、もう、ないのだから。」

 

あああああ・・・快斗、普段はやっぱりそんな感じのことを思ってたんだね・・・。

おちゃらけた子の内側の闇を見るのが好きなので、こういうモノローグがあると嬉しいし安心します。

 

 

「正直いって青子は、快斗に、なにかひとつでも勝てる気がしないのだった。」

 

青子・・・そんなこと思ってたの??うぇぇぇ・・・切ない・・・泣いてしまう・・・

そのあとに勝つとか負けるとか考える必要はないのだけれどと言っていますが、青子はどういうところで快斗に勝てたらいいなと思ってるのかな。。。

どうしても性差は出てきてしまうし、、頭の良さ・・・だと、正直IQ400を誇る快斗の頭脳には勝てそうにないですよね。

このへんもっと掘り下げたい。小説版のみの表現なので青山先生はどう考えていらっしゃるかは分からないですが。

もっと青子が抱えているものを知りたいなあ。

 

 

「それらのことを知らずに、これからの人生を生きることは、快斗には、うけいれられなかった。」

 

盗一が、誰にどうして殺されてしまったのか。そのことについて快斗は知りたいという欲が抑えられないとなっているところが明記されています。

「知りたい……!」と言っているのが大変印象的です。快斗の強い気持ちがしっかり表現されていて、こういうところが小説版のいいところだなあと思います。

 

 

「快斗は日ごろから中森家に出入りして、夕食の世話をしてもらっていた。」

 

これね・・・アニメでもびっくりしたところですが。

というかお隣さん設定でも十分びっくりしているのですが。

まさか夕飯一緒に食べてるなんて・・・十年後も絶対に変わらんやん??

夫婦と妻の父・・・それに二人の子どもが加わる感じだろうか・・・

 

 

「青子の前で、好き嫌いとか、みっともないところはみせられない。」

 

快斗ッッッお前~~~~ッッッそんなこと思ってたんかよ!!!!!!

てか本当、魚が苦手だとよくいままでバレなかったなあというか・・・どうやって過ごしてきたの??

青子が快斗との勝ち負けについてちょっと思いを馳せてたけど、この快斗の弱点で青子もまた元気になるといいな。