夏がやってきました。
梅雨も嫌ですが夏もやっぱりしんどいですね。。
そんな夏におすすめなのがゴーヤです。
食べるもよし、飲むもよし。そしてグリーンカーテンとして庭の温度を下げてくれます。
ということで、この夏育てたゴーヤの経過などを一からご紹介します。
1.網張り
まずはゴーヤを育てるための網を張るところから。
ベランダの手すりなどで育てる方は読み飛ばしていただいても構いません。
と言っても特に難しいことはありません。ただ網を張るだけ。
このとき注目は網目のサイズですね。おすすめは10cmなどの大きな網目のタイプです。
というのも、ゴーヤのつるは結構太くしっかりしているので、あまり細かな目を縫うようなタイプではありません。
また、あまり細かいと景観としてもあまりよろしくないので、できるだけ荒い目のものを選びましょう。
網の下の方にはレンガやコンクリートブロックなどの重しを置くようにしましょう。でないと網が風で揺れてしまい最悪の場合はつるがブチッと、、、
なんてことも。壁のように頑丈にピンと張ることが重要です。
2.苗植え
種からではなく苗から育てる方法をご紹介します。(私がそうでしたので。。。)
といってもこちらも難しいことは特にありません。
大体15cmから20cmの間隔で苗を植えていきます。
土の深さはだいたい20cmほどあれば十分かと。
このときに肥料を混ぜてやるのが重要です。
私が混ぜたのはこちら
もちろんゴーヤ専用のものである必要はありませんので、近くのホームセンターなどで購入するのもありでしょう。
ゴーヤのツルをにょきにょき伸ばすにはチッソが必要なので、チッソの多く入ったものを選びましょう。
また、専門的になりますが、pHの調整のために石灰を入れておくのも重要です。
こちらも高いものではありませんので忘れず投入するようにします。
土作りに重要なのはコレくらいでしょうか。
あとは2週間に一度くらいのペースで肥料を撒いてあげましょう。液体タイプは薄める手間がありますが、水やりと同時に行えるので楽ですね。
3.育つペース
ゴーヤは本当にすくすく育ちます。
水やりをしっかりしておけば実も比較的簡単に出来ます。
我が家の場合は毎日朝と夕方に水やりをしています。
真昼に上げてしまうと水が熱々になってしまい、根っこにダメージがあるので注意しましょう。
そして育つペースですが、最初の2週間は15cm/1週間というペースで育ちました。網目の高さで覚えておくと簡単ですね。
そして、その翌週にはグンと20cmくらい伸びました。あっという間に身長を越されてしまいました。
このとき注意しておきたいのが、できるだけ下の方にいる状態から上へ上へと引っ張ってあげておいたほうがいいです。
その作業をしていないと、下の方に葉っぱが多く出来てしまい、カーテンとしての役割が薄くなったり、実が地面すれすれに出来てしまうなどのトラブルに成りかねません。
なので、下の方でぐるぐる巻き付いたツルは、一段でも上の網目へ結んであげましょう。
ゴーヤの栽培についてはコレくらいです。
4.ゴーヤの収穫
ついに!ついに収穫ですね!
だいたいひとつの苗から3つくらいは成ります。
ゴーヤを収穫するときはハサミでチョキンと切ってあげましょう。
ゴーヤの実はまず重力に従って下へ下へと伸びていきます。そして、したに伸び切ったタイミングで次は横へ横へと太り始めます。
収穫はこのタイミングです。難しいですが、横に太り始めたな?と思ったら収穫してあげましょう。太ったゴーヤは可哀想ですからね。
ただ、あえて完熟まで待ってあげるという方法もあります。その場合は黄色くなるまで待つのもありです。
まぁ大量に実がなりますので、ひとつくらいは完熟ゴーヤにしてみるのもありです。
かなり甘いです。中にはゼリーのようなものもあります。それも美味。
いろいろな楽しみ方があるのもゴーヤの魅力のひとつです。
5.ゴーヤのトラブル
ゴーヤで起こるトラブルには、虫(特にカメムシ!)や病気があります。
その病気や虫に一気に効くものってないかなぁ。。。と甘いことを考えていましたが、ありました!笑
効果は私は結構すぐに感じました.。シュッとするだけで簡単なのもいいですよね。
6.黄色い葉
ゴーヤの葉が黄色くなってきたら・・・それは肥料切れの証拠。
ゴーヤの実や花を守るために葉から犠牲になっていっているんだそうです。
この枯れた黄色い葉は水がかかった状態で放置しておくとカビや病気のもととなり得るので取り除きましょう。
いかがでしたか?
見た目にも涼しく、料理にも使えるゴーヤのグリーンカーテンを是非お試しください♪