家を建てるにあたって太陽光の売電価格がいくらになるのか気になっていましたが、とうとうこれくらいではないかという額が発表されました。
この売電価格というのはソーラーパネルで発電して余った電力を電力会社が何円で買い取ってくれるのかを表しています。
売電価格とは
その価格設定は
の2つに分けられ、それぞれ買取年数と買取価格が異なります。
ちなみに「事業用」という名前ですが、10kw以上の太陽光パネルを搭載した住宅も事業用の方に分類されます。
買取年数については住宅用が10年間、事業用は20年と定められています。
そう考えると10kw以上積んでおいた方がかなり得に感じますよね。
しかし、重要なのは買取価格です。
平成28年度 (2016年度) | 31円 | 24円 |
平成29年度 (2017年度) | 28円 | 21円 |
平成30年度(2018年度) | 26円 | 18円 |
注) 左が住宅用。右が事業用です。
これが最近の買取価格の推移です。(これより前は見るとショックなくらい額が大きいので見ないでおきましょう。)
住宅用と事業用で7円もしくは8円の差がありますね。
基本的に住宅用が5円以上は高く設定されています。
まぁそれでも長い目で見れば事業用の方がお得な設定になっているように感じます。
ただ、ソーラーパネルも家電なので、寿命や劣化があります。
それを考慮するとどうなるのでしょうか。
色々調べてみたのですが、残念なことに20年も前に大容量の太陽光パネルを搭載した人がなかなかいませんので劣化などのデータは入手しにくいのが現状です。
太陽光パネルの性能も向上しているでしょうしね。
ということで、10kw以上か未満かはみなさんの判断にお任せします。
我が家の搭載量
ちなみに我が家が契約しているのは18.9kW。結構乗せちゃってます。
10~500kW未満の売電価格は、2018年度から4円さがった14円になるそうです・・・。
住宅用は24円です。その差10円。結構大きな差になってしまいました。。。
いろんなサイトで予想されていた通りでしたが、もう少し多かったらよかったのになあという印象です笑
でも仕方がないですね。
一条に不満な点
ただひとつ。一条工務店の営業さんはずっと
「うちの中では15円になるだろうと言われているんですが。」
と言っていました。
まぁ営業さんなんでしょうがないと言えばしょうがないのですが。
ド素人の僕が考えても今までと同じペースじゃないことくらい分かりました。
せめて2018年度内に家が建てば・・・なんていう気持ちにもなってしまいますね。
そしてさらにこのストレスに追い打ちをかけるのが「今から契約すれば2018年度の売電価格にまだ間に合う!」というチラシがあったこと。
まぁ詐欺と言っても過言ではないでしょう。間に合うという文字を見て契約したんですから。。。
これを考えると余計に落胆してしまいます。
それについて触れている記事はこちら↓
まぁうちの場合はいまのところ2018年度の価格で登録できそうと言われているのですが、そこもよく分かりません。
営業の方を信頼するしかありません。
消費税があがると売電価格も税別であるためその分上がるのですが、消費税に関しては日常的な買い物の方でデメリットを大きく感じすぎるのであまりメリットとしては捉えられないなあというのが正直な感想です。
ちなみにウチの場合毎月の価格はどれくらい影響があるのか。
価格値下げによる我が家の被害額
まぁ細かい計算は置いておいて簡単に計算してみますと、、、
見積もりは18円の予想でできています。
我が家は18.9kwで最初の10年間は350,541円/年の売電額が得られるという計算でした。
しかし、14円になってしまうと、、、なんと272,643円/年になってしまうのです。
その差なんと13万円。でかい。でかすぎる。。。
計算してみるとイライラしてきました。笑
ざっくりの計算ですが、20年間で260万円の差。新車一台買えちゃうくらいの差が出てしまいました。
これからも売電価格は下がり続けると言われていますので、今悩まれている方は出来るだけ急いだほうがいいですよ!!!
まとめ
とりあえず契約してしまったものはしょうがない!まぁ長い目で見て損することはないでしょう。
昔ほどのインパクトがないので寂しいですが、これからも付けて損はないでしょう。
また家が建ってからもできるだけ詳しくレポートしていきますのでこれからもとまりすブログをよろしくお願い致します!