2016年に開始した電力の自由化。
これにより、「関西電力」や、「東京電力」などの大手電力会社以外と電気契約を結ぶことが可能になりました。
そうすることで、大手の電力会社にも競合意識で頑張ってもらおう!というのがこの制度の主たる目的ですね。おそらく。
僕はそうとらえています。
しかし!大問題が一つ。
選択肢が多すぎて選べない!
「その日は必ず来る!!!」でお馴染みのENEOSでんき。
「楽天ポイントも貯まっちゃう!」でお馴染みの楽天電気。
「マイナーだけど一番安い?」と評判のLooopでんき。
他にも多数。。。
ということで、今回は「関西の!」「オール電化住宅!」に的を絞って記事を進めていきたいと思います。
なぜオール電化に絞る必要があるのか。
オール電化には大きな特徴があります。
それは、夜間電力を使用してお湯を沸かす「エコキュート」なるものの存在です。
ガスと違い、お湯を沸かすのに時間とエネルギーを多く消費する電気は、その都度沸かすには非効率。
そこで取られている方法が、夜間に多く沸かしておいて、日中は少しずつ使いましょう!
という仕組み。それがエコキュートなのです。
しかし、このエコキュート。とにかく消費電力がえげつないのです!
〜我が家の場合〜
私の家族は私、妻、息子(2歳)の三人家族です。
家は一条工務店で建てた約35坪の平屋です。
我が家のエコキュートは、4時から6時頃に稼働するのですが、1日の消費電力が約20kWhなのに対し、6kWhも消費していることが判明しました。
このことから、電気代が日中と夜間とで分かれている電力会社を選択することが、オール電化住宅にとっては必須だと言えるのではないでしょうか。
実際検討の候補となった電力会社
電力の自由化に伴い、選択肢の幅が増えすぎて困る!
という悩みがある方も多いとは思いますが、オール電化の家にとっては実はとても単純なことなのです。
「電気代は24時間一律!」が売りの会社はまず省くこと。
夜間の電気代が格安であること。
このことを優先して選択すると。。。
「関西電力」or「シェル電気(昭和シェル石油)」の2択まで絞ることができます。
関西電力 vs 昭和シェル石油
はっきり結論だけ述べます。
お得ランキング!
1位 はぴeタイム
2位 昭和シェル石油
3位 はぴeタイムR
の順位です。
ただし! はぴeタイムの新規受付は2019年で終了しているため、実質これからどこにしようか迷っている方は昭和シェル石油一択となります。
では詳細を比較していきましょう。
といっても、昭和シェル石油のホームページの図をそのまま見ていただくのが一番わかりやすいかと。。
このように、電気代自体は全く同じなのですが、基本料金が異なるため、お得になるのです!(110円)
また、更に特典として、ガソリン代の2円割引サービスも受けることができます。(毎月100Lまで)
つまり毎月100L給油する場合は、200円割引ということですね。電気自動車の方は申請すれば無条件に毎月200円割引が受けられます。
ということで、ホームページにもあるとおり、シンプルに安くなるのが昭和シェル石油の電気なのです。(合計210円)
関西電力が勝っている部分とは
関西電力は昭和シェル石油に微妙な差で金額の面では負けています。
しかし私の中ではかなり大きな魅力を発見しました。
それは、アプリの使いやすさです。
アプリを開けば簡単に月額料金を確認できます。
さらにはデイタイム・リビングタイム・ナイトタイムに分けて使用量を表示することも可能なので、振り返るにはぴったりなのです。
節約意識の向上や、先月の反省。co2排出量まで確認でき、210円以上の魅力があるように感じます。
ということで、ざっくりした説明が多く申し訳ありませんが、価格だけを見ると昭和シェル石油!
ですが、その他の使いやすさを考慮すると、関西電力に軍配があるように感じますね。