手術が終わって家に帰宅。
お風呂でゆっくりしました。
そして翌日。仕事の日。
正直舐めてました。
手術翌日も仕事行く気満々でした。
言っておきます。
まぁ無理です。本当に痛いです。
まぁ皮膚を切って大きなゴムがついているんですもんね。
激痛なんです。
よく言っていた例えは
「肛門にいがぐりを入れてる感じ」
です。
これ全く誇張してません。
本当にこれくらい痛いんです。
痛みの種類
肛門に入っているという表現の通り、お尻を締めると激痛なのです。
肛門括約筋に力を入れられないんです。
逆に開いているとそこまで痛くありません。
そのため、排便するときなんかは全くと言っていいほど痛くないのです。
これ意外ですよね。これから治療を始められる方はその点は安心していてください。
(病院や痔瘻の場所によって差はあると思いますのであしからず。)
で、そんなこんなで会社は1週間休んでしまいました。
途中一日会社に出社したのですが、あまりに痛くて脂汗が。。。
で、結局2時間ほどでギブアップして帰ってしまいました。。。
そのままお正月休みに入り、結局2週間ほど休んでしまいました。。。
あまりの痛みで実家にも帰れず。
上司には平謝りです。。。
この激痛ですが、1週間ほどで大きく改善します。
だいぶ痛みは引くのです。
なのでみなさん。未来に絶望せずに元気を出してください。
ただし、痛みがゼロになることは完治するまでありません。
最初の痛みを100だとすると、1週間は100が続きます。その後3週間は80です。そして2ヶ月程70だったあとに、その後は40くらいで落ち着きます。
分かりにくいですかね。でもまぁそんな感じです。
手術からほぼ1年がたつ私ですが、お尻のことを忘れられる瞬間はほとんどありません。
笑ったとき。怒ったとき。悲しいときつらいとき。人を愛したとき。感動したとき。元気なとき。切ないとき。泣きそうなとき。
肛門というのはありとあらゆる感情に合わせて動くんです。
いちいち反応するな!と怒りたくなるくらいに。
そしてそのたびに激痛なのです。
寝転んでテレビを見ていても急に面白いことがあったら激痛です。
ちょっとびっくりするようなことがあれば激痛です。
くしゃみなんか出たらもう動けないほどに激痛です。
咳も同様です。
こんな日々は3週間ほど続きます。
人生のうちの3週間です。我慢するのみ。
まぁ私は結構複雑な痔瘻でしたので、本当はここまで痛くないのかもしれません。
痛みを抑える方法はただ一つ!
お風呂です。
暖かいお風呂でゆっくり温めましょう。
お風呂に入ると心が緩んで、緊張がほぐれて自然と肛門も緩みます。
それだけで痛みは結構やわらぎます。
いま苦しんでいる人は是非試してみてください。
痛みが引いた後の生活。
についてですが、1日中全く痛くない!という日はここ1年で1日もありませんでした。
これも個人差はあると思います。
私は仕事柄よく歩きます。
午後になるとゴムがすれていた部分がどうしても痛くなります。
出血もありました。
ティッシュを挟んでみようかとか絆創膏を貼ってみようかとかいろいろ考えましたが、どれもダメでした。
なので、とにかく歩数を減らすこと(業務の効率化ですね!)と、よく休むことを心掛けました。
あと、この1年間、円座クッションなしでは座ることもできていません。
我が家にはまだ赤ちゃんがいるので、外出する時もベビーカーに乗せて外出しています。
出張のときなんかは長距離移動中はくっしょんをしぼませて移動しています。
そのクッションはこちらです。
硬さも調節できますし、本当におススメです。
カバンに入れて隠せるのがとても魅力的ですよね。
カバーを取り外して洗濯することも可能です。
痛み止めの天国と地獄
痛み止め。これ本当に効きます。
女性の方はちょくちょく使うこともあるみたいですが、男はほとんど使いません。
少なくとも僕は初めて使いました。
朝と夜に飲むだけで、本当に痛みが引くのです。(もちろんゼロにはなりませんが。。)
で、私は痛くなったらとにかく痛み止めに頼っていました。
するとどうでしょう。
なんだか痛み始めます。
肛門ではなく。胃が。
痛み止めは猛烈に胃を荒らします。
空腹時の服用は厳禁です。
しかし、この説明を私は病院で聞いていませんでした。
聞き逃したのではなく説明されていなかったと思います。これに関しては激怒です。
まぁ知らなかった僕にも原因はあるのですが。
で、何があったかというと、胃腸の病院に行って、胃カメラを飲んだり、ピロリ菌が見つかったりと色々ありました。。
まぁ最終的に、過敏性腸症候群という気持ちからくる病気であることが判明しました。
仕事に行くとおなかを下すのです。
こちらは今はだいぶ症状が緩和されました。
詳細は下記リンクをのぞいてみてください。
という風に痔瘻が原因で様々なことがありました。
続きはまた書きます。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
一緒に頑張りましょう。
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