もくじ
こんにちは。りすです。
前回は入院生活30~50日目について書きました。
半分超えていますね。
↓前回の記事はこちら↓
今回は51~64日目について書きます。
これまでにちょろっと書いていた点滴との確執についても書いています。
↓全部の記事を読むのがしんどい方、こちらから気になる記事に飛んでください!↓
51日目
週に一回のエコー検診。すくすく育って推定体重1341g。
これまでは1週間で100gずつくらい大きくなっていっていましたが
このあたりを境にどんどん増えていくみたいでした。
マタニティ雑誌を読んで赤ちゃんに必要なものをリストアップしていました。
最悪、早く生まれてしまうとなると入院中の身であるため自分で買いに行けないので・・・
52日目
名前について考えていたところ、以前私が考えた名前の1個を夫に却下されたのですが
「やっぱあれええなあ」と言ってくれて、私の中ではその名前が第一候補となりました。
我が家は名前にこの漢字を使いたい!というのは特になく響き重視で考えていました。
その響きに漢字を当てはめるのも楽しかったです。漢字の意味を調べたり・・・
頸管の長さは19mmとほんの少し伸びていました。
このまま過ぎれば2人部屋から4人部屋に行けるかも、と期待をしていました。
結果的にそれはまただいぶ先になるのですが・・・
言い忘れていましたが、この2人部屋は他の部屋と比べて処置室が近く
4人部屋の患者と比べて危険な状態の患者が入る部屋なのだそうです。
それを聞いて個室と比べたらマシなんでしょうけど気持ちどんよりしました・・・
53、54日目
他にも名前を考えたり第一候補となった名前の漢字を考えたりしていました。
個人的にこれ以上いい名前(響き)は浮かばないだろうなと感じていました。
他に考えた、私の中では第二候補の名前を夫が一番いいと言ったのでまたうんうん悩んでいました。
55日目
この日で妊娠30週を迎えました。
このあたりからこれまで以上におなかが張るようになってきました。
これだけ安静にして過ごしているのに・・・
点滴の量も増やされることになってしまいました。
点滴の痕ですが、直接肌を見るよりトイレやお風呂で鏡に映った自分の姿を見る方が
客観的に見れたせいか酷い有様だと感じてしまいました。
今回の点滴の差し替えは一発で成功してもらえました笑
あと、謎の胃痛・・・それも激痛が襲ってきました。ほとんどご飯食べれないほど。
あれは結局なんだったのか解明はされませんでした。
人生であそこまで痛むことはなかったです。まじでなんなんや。こわ。
56日目
点滴が・・・差し替え、ではなく「閉塞」で機械がピーピー鳴るようになりました。
閉塞とはなんぞや?と思われた方。
点滴の針が血管の内壁に当たって点滴薬の注入がうまくいかないで流れが止まってしまうことを言います。
これは実は入院して2週間くらいから起こり始めました。
これまでの記事で「点滴に悩まされる云々」を書いていて、それは
点滴をよく失敗されるからだというふうに書いていましたが
実際はそれよりもこの閉塞のほうが精神的に参ってしまいました。
肘を少し曲げただけですぐにピーピー鳴る。
スマホを触っているだけでピーピー(ry
本を読んでいるだけでピー(ry
ごはんを食べているだけで(ry
ゲームをしてい(ry
挙句、寝ている間にもピーピーピーピー鳴りまくる。
実際一晩の最高記録は6回でした。もうアホかと・・・眠いんですけど・・・
看護師さんの中には「これ、機械がおかしいのかも・・・」と
わざわざ交換してくださった方もいらっしゃったのですが
それでも鳴る鳴る。ピーピーピーピーピーピーピーピーピー
あっこれ精神イッてまうやつや・・・
特に右腕の時のほうが酷かったです。利き腕でよく動かすので。
看護師さんからは「ここまで鳴る患者さん初めて」と言われました。せやろな。
この日から次に点滴を差し替えるまでの間が、3ヶ月の入院中で一番鳴りました。
つらかった。よく頑張ったな私。
結局、点滴を肘付近ではなく手首付近にすると鳴ることが少ないということがわかったので
担当看護師さんに絶対肘付近に点滴しないようにしてもらうことにしました。
退院してから1年半以上が経過していますが、未だにあの電子音は頭から離れません。地獄。
57日目
夫が朝から来てくれたので(閉塞でピーピー鳴らしつつ)モンハンエンジョイ!
個室じゃないので声をできる限り落としてはしゃぎました。
58日目
この日は例の如くエコーで赤ちゃんを見ました。推定体重は1546g。
いつもこのエコーで見ているときはめっちゃ胎動が激しいのであまり顔を見ることはできません。
が、ちっこい手足がうねうね動いているのを見るとかわいい・・・とほっこりします。
元気で何よりです。
また、この日は名前の漢字を本格的に考えていました。この日はというかこの日からですね。
自分なりにこれええやん!と思ったものはほぼほぼ夫に却下されました・・・
決してセンスが悪いわけではなく漢字に関する相性が悪いのだと思いたいです。
59日目
この日は入院生活で一番精神的にきつかった日でした。
まず頸管長がついに10mmを切りました。非常に短い。
この時点でもう既に参っていましたが、更にモニターでも事件が。
モニターで赤ちゃんの心音・胎動、私のおなかの張り具合をみていたのですが
私のおなかがこれまでと比べ物にならないくらい頻繁に張る・・・。
点滴の量を増やして様子を見ていましたがなかなか収まらず。
結局朝の9時半から途中のおひるごはん休憩30分を除き15時半までモニターをつけていました。
点滴の量が増えたことによる副作用(動悸が激しくなる)、なかなか張りが収まらない焦り・・・
つけている間、
本当ならもっと妊婦生活をエンジョイできていたのにとか
もっと夫と一緒に子どもが生まれる前にしておきたいことがあったのにとか
もっと友達と不自由なく会いたかったなあとか
そんなことばかりを考えてしまって
モニターが終わってから看護師さんの前でわんわん泣いてしまいました。
看護師さんには「りすさん、いっつも点滴のさしかえが多かったり頸管が前より短いって言われたりしても
笑って、弱音吐かずに過ごしてたから、こうやって泣いてくれてよかったよ」と言われました。
自分ではそんな笑って過ごそうとしていた・過ごしていたつもりはなかったのですが
気付かないうちに無理していたのかな・・・と反省。
いえ、多分実際、無理していたつもりはなかったんだと思います。
夫が週の半分はお見舞いに来て、面白い話を聞かせてくれたから。
友達が空いた時間にお見舞いに来てくれたから。
実母も義母も親戚も、何か見舞いの品を持ってきてくれたから。
看護師さんも、(中には嫌いな人もいましたが)毎日いろんな話を聞かせてくれました。
それでもやっぱり、もっと自由に貴重なマタニティ期間を楽しみたかった。
そう思ってしまい、たくさんの思いがこみ上げてきて、泣いてしまいました。
いい歳した大人が恥ずかしい・・・と思われるかもしれません。
でも今の私から言ってあげたいです。あのとき泣くことができて良かったね、と。
一番つらかった日はこうして終わりました。
60日目
前日が酷い有様だったので、通常なら週に一回の診察が2日連続で行われました。
結果、頸管長は15mmに伸びていました。落ち着きを取り戻したのかしら。
その後行ったモニターも1時間で終了しました。安心。
そして!
とうとう4人部屋に移動となりました!!!
昨日あんなことがあったのに移動できるほどなのか・・・?とは思いましたが。念願の4人部屋です。
しかしやはり4人部屋となると狭い狭い。笑
移動したことによりお隣さんとは離れるのかと思いきや前に移動してきました。
正直離れたかったです。相変わらず何か食べてたし。激怒です。
何か一つエピソードを言うならカーテン越しですが隣でみかんを食べられました。
ええ、柑橘系なので匂いがめちゃくちゃ漂ってきます。
みかんはこれまでの病院食で頻繁に出てきていたのですが、
おやつの時間に匂いが漂ってくるのはまた別の話ですよ・・・むり・・・
隣ではなくなっただけマシなのかもしれないですが、離れたい思いは強かったです。
いま入院されている方、これから入院するかもしれない方。
なにかこっそり食べようとするのをやめろとは言いませんが(医療従事者ではないので)
最大限の配慮をしてくださいね。これ以上私と同じ思いをする人が現れませんように。
61日目
またごはんの話をして申し訳ないですが(笑)、この日は初めて
私の大好きなビーフシチューが出ました!!!とてもおいしかった・・・
食べてしまわず取って置いておきたかったくらい。笑
4人部屋でお隣さんになった方ですが、外泊されていました。
う、羨ましい・・・てかこの病院の産科病棟で外泊なんてあるんだ!?と
謎のショックを受けた覚えがあります。私も早く外泊したいなあ・・・と思いました。
結局外泊することはなかったのですが。
62日目
点滴をはずす時期の話をされましたが、あと3週間はしておいた方がいいんじゃないかとのことでした。
まあこの週いろいろあったもんなあ・・・仕方がない。
とりあえず無事に時が過ぎるのを祈りました。
63、64日目
いつもどおり週末は夫とモンハンをしまくる。
夫は家に帰るとオンラインでできるのでレベルが格段に上がっていました。
私のも持って帰ってー!と頼みましたが却下されました。なんでや。
それではこのへんで。
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