DUG OUTは野球のベンチのことですね。監督とかがいる場所です。
野球中継などでよく耳にする言葉なので知っていた方も多いのではないでしょうか。
このアルバムがDUG OUTとついたのはなんでなんでしょうか。
キングオブルーキーがベンチにいるから?雨上がりを待つ選手がベンチで控えているから?
謎ですね。。
では行ってみましょー!
手紙
作詞・作曲:マーシー
このアルバムはゆったりと始まります。
でました!背骨!
歌詞に背骨がこんなに出てくるバンドはいないでしょう。
全体的にバイオリン?のような弦楽器の音がしています。
ピアノの音もありますね。
ラッパのような音もします。
ラジオが歌う とか 背骨で聴く とか
マーシーっぽい歌詞のオンパレードで、何度聴いても飽きない名曲です。
最後にはリコーダーのような音もあります。
緑のハッパ
作詞・作曲:ヒロト
ポコチンという言葉に反応してしまった小学生時代。
この曲が一番好きな時期がありました。笑
この曲もラッパのような音がします。
カウベルの音もします。楽しげな雰囲気でたまらないですね。
「まぁままぁまぁまだまだいけるぜまぁー」
このメロディと歌詞がとても好きです。
残業に疲れたときに口ずさむと頑張れる曲ナンバーワンです。
トーチソング
作詞・作曲:マーシー
トーチソングはそもそも「失恋や片思いの歌」という意味です。
ブーゲンビリアとは花の名前です。
花言葉は「情熱」や「あなたしか見えない」という意味だそうです。
まさにトーチソングにピッタリな花ですね。
綺麗なメロディに騙されそうですが、失恋ソングですよね。
「風に吹かれたカーテン 揺れているまるで 君のお尻みたいに揺れている」
という歌詞が切ないなぁと思います。
雨上がり
作詞・作曲:マーシー
メロディが楽しい感じの曲なのと、曲の最後にヒロトが「おいっ!」みたいな掛け声を出すことから、とても楽しいイメージです。
「雨上がり」自体が気持ちのいい状態ですしね。
「まるでサイダー そのままサイダー」ここでサイダーという表現が出てきます。
ヒロトもマーシーも本当にサイダーや炭酸が好きなんだなぁと思います。
クロマニヨンズにも結構出てくるのです。。。
「日焼けした顔 笑ってごらん 水たまりには 宝物」
この宝物って水たまりがキラキラしている様子なのかなぁと小さいときは思っていたのですが、最近は、水たまりに映る笑顔が宝物なのかなぁって、そんな気がしてきました。
年をとろう
作詞・作曲:マーシー
マーシーがボーカルも務めるこの曲は、とてもおしゃれな曲です。
「年をとろう 風のよう軽やかに そして楽しいことをしよう」
老いるというと、まるで悪いことのように感じますが、この曲を聴くととても爽やかなことのように感じます。
「俺のしっぽにまた日が付いた」
という歌詞があります。多分人生はこの繰り返しなのでしょう。
やりたいことが見つかって、やりたいことをやって、やりたいことが見つかって。
いい年の取り方をしたいもんだなぁと感じる今日この頃です。
夜の盗賊団
作詞・作曲:マーシー
大阪から九州へ向かうフェリーの甲板からプラネタリウムみたいな満点の星空を見たことがあります。
「取り立ての免許で僕らは笑ってる 夜の盗賊団 たくさん秘密を分け合おう」
この曲にも目立つピアノがありますね。
やはりピアノがあるとかっこいいですね。
「5月の風のビールを飲みに行こう」ってなんなんでしょうか。
最後にマーシーが叫びます。かっこいいなぁ。
キング・オブ・ルーキー
作詞・作曲:ヒロト
新入社員が口ずさんでしまう曲ランキング第1位ですね。
僕もそんな意気込みで頑張っていました。
「恐るべき未熟者」
知らないから。詳しくないからこそできることってありますもんね。
この曲のおかげで勇気をもってサラリーマンを始めることが出来たと僕は思います。
もちろん仕事以外にもいろんな場面でこの曲に勇気をもらうことはありますね!
曲調も好きな感じです♪
ムチとマント
作詞・作曲:ヒロト
これは旅人の曲だと思います。天国よりちょっと高いところを目指す旅の。
「恋をするとき 素敵なことは 何もいらないと 本気で思えること」
楽しい感じの曲に、急にこんな歌詞を入れてくるのがヒロトの恐ろしいところです。
楽しい感じの曲だ!と思って聴いていると急に「はっ」とさせられますよねぇ。
それにしてもムチとマントってどこから来てるんでしょうね。。
旅人の持ち物のイメージ?でしょうか。マントはなんとなくイメージがありますが、ムチってそんなに持ってますかね。。。?
妖怪人間ベムとか・・・笑
宝もの
作詞・作曲:河口純之助
河ちゃん作詞作曲。歌まで務めています。
やっぱり河ちゃんの歌声は優しくて暖かいですね。
「夢の奥を のぞいてたら また夢が出来たよ」
よくありますよね。あることを目指して頑張って、その目標に近づけたときもっと高みを目指したくなる。
こんなことの連続で、人は頑張れるんだと思います。
夕暮れ
作詞・作曲:ヒロト
ブルーハーツの中で最も暖かい曲だと思います。
「それよりも もっと赤い 血が 体中を流れてるんだぜ」
人間ってすごいですよね。あんなに綺麗な夕焼けよりももっと赤いものが身体を流れているんです。
地球を見てすごいなぁって感じますが、人間の身体も負けてませんね。
「僕たちはなんとなく 幸せになるんだ」
「僕たちははっきりと 生きてるんだ」
はっきりと生きて、なんとなく幸せになる。
ヒロトらしい歌詞でとても好きです。
パーティー
作詞・作曲:ヒロト
「ぱーぱぱぱぱぱぱ ぱーぱぱぱぱぱぱ」
というコーラスが頭から離れなくなるこの曲。
「本当は大きな声で 聞いてほしいのに 溜息だとか 舌打ちだとか 独り言の中に隠してる」
こんな場面もよくあるなあと感じます。
なんとなく自分の意見を自分の中で抑え込むとき。
周りはパーティーのように騒がしい中で孤独を感じているような、そんなイメージが浮かんできます。
チャンス
作詞・作曲:マーシー
「誰の上にも 雨は降るけど 時々素知らぬ顔をして チャンスも降ってくる」
いい歌詞ですね。
「今日しか吹かない 風に吹かれ 明日はどこに行こうかな 楽しいな」
勝手な想像が膨らんでいますが、
今日しか吹かない風。
に吹かれて
明日はどこに行こうかな。
って、明日はどこにも行けないんですよね。今日しか吹かない風なので。
なので、これはチャンスを失ってしまってるんじゃないかと思うんです。
そんな場面を想像して楽しいなって言っているのか、もしくは明日は行けなくなってしまうのに、行こうとして計画を立てて楽しんでいる状態なのか。
どちらにせよ、チャンスはすぐにものにしないと、明日この場面になったらやろう。では遅いのです。
明日やろうは馬鹿野郎。すぐに行動することが大切なんだと教えてくれる名曲です。
比較的短めのレビューになってしまいました。
次はいよいよ最後のアルバムです。