もくじ
伝説のバンド 「THE BLUE HEARTS」のファーストアルバム
その名も「THE BLUE HEARTS」
そのままなタイトルです。
では一曲一曲レビューしていってみましょう!
にしても名曲ぞろいで恐ろしくなるほどです。
ちなみにクロマニヨンズのアルバムも全アルバムレビューしています。
気になる方は見てみてください♪
クロマニヨンズ第一弾はこちらからどうぞ↓
未来は僕らの手の中
作詞・作曲:マーシー
一発目からかっこよすぎでしょ
ちなみにアニメ「カイジ」の主題歌としても使われています。
「僕らは泣くために 生まれたわけじゃないよ 僕らは負けるために 生まれてきたわけじゃないよ」
という歌詞には何人の方が魂を震わせたことでしょうか。
終わらない歌
作詞・作曲:マーシー
バンドで合わせるにはとてもやりやすい簡単な曲です。
私も学生時代のバンドで初めてやった曲がこの「終わらない歌」でした。
途中のアコギのパートのヒロトの声がかっこいい。
「ほんとの瞬間はいつも 死ぬほど怖いものだから 逃げ出したくなったことは 今まで何度でもあった」
って素晴らしい歌詞だと思います。
建前ばっかりの世界で生きていると、急に実力や本当の部分を問われると怖くなることがあります。
こんな浅はかな内容ではないのですが、僕はそんなことを考えました。
あと、最近のカラオケなどではぼかされている
「×××扱い された日々」という歌詞の×××にはキチガイという言葉が入ります。
キチガイって規制対象なんですねー。
あと、真偽は不明ですが、あの天才打者「イチロー」も好きな曲だそうです。
NO NO NO
作詞・作曲:ヒロト
ブルーハーツらしい曲ですよね。
「戦闘機が 買えるくらいの はした金ならいらない」
というかっこいい歌詞が出てきます。
政治家とか、戦闘機とか、爆弾とか。ブルーハーツらしいワードのオンパレードです。
「どこかの爆弾より 目の前のあなたの方が 震えるほど大事件さ」
かっこいい歌詞ですよねぇ。。。
パンク・ロック
作詞・作曲:ヒロト
この曲を聴くまでパンクロックという意味を知らなかった私。
というか初めて聞いたときはインターネットなんて使える年齢じゃなかったので意味も分からず分かっていた私。
今ではクラッシュやピストルズが大好きです。
ブルーハーツというかヒロトがきっかけでクラッシュやピストルズに出会えました。
私は自分の好きなものの話をするとき、一番にロックンロールだと言ってます。
ちっちゃい頃は野球だったころのような。
ヒロトは「吐き気がするだろ みんな嫌いだろ」
と言ってますね。どうなんでしょう。そのころの時代がそうだったんでしょうか。
たしかに、危ないとか怖いとかいう印象を持っている人が多いですね。
いまでは「サブカル」なんていう失礼な言葉が出てきたおかげで、結構認知されてきたのかもしれません。
街
作詞・作曲:ヒロト
僕の妻が好きな曲です。
僕も好きな曲です。
僕は小さいころ、ブルーハーツやハイロウズが好きな友達が全くいませんでした。
「人にやさしく」という香取慎吾さん主演のドラマがあったので、人にやさしくと、夢はみんな知っていましたが、他の曲を知っている友達なんて全くと言っていいほどいませんでした。
僕自身有名なバンドだとも知りませんでした。ただ僕が発掘したバンドくらいに思っていました。
でも大人になって、社会人になって、同世代には少なくてもブルーハーツが好きな人にいっぱい出会えました。
また、facebookを始めてから同世代のヒロト好きにたくさん出会えました。
まさに
「いつか会えるよ 同じ気持ちで 爆発しそうな仲間と きっと会えるよ」
だったのです。
少年の詩
作詞・作曲:ヒロト
元バスケ部の私は、「バスケットシューズ」という歌詞が出てくるこの曲が大好きです。
「パパママ」で始まるのもいい感じですよね♪
「いろんなことが 思い通りに なったらいいのにな」という
子供時代のヒロトの叫びがとても印象に残る曲です。
爆弾が落っこちるとき
作詞・作曲:マーシー
これまたブルーハーツらしいこの曲。
中学生の頃に部屋にいるとおかんが入ってきて
「ダラダラしとんやったら片付けでもしなさい!」
と。
それに対して
「片付いとるやろ!」
と言った瞬間に
「いらないものが多すぎる いらないものが多すぎる」
と流れてきて、大爆笑したというほのぼのエピソードがあります。笑
「みんな幸せでいるべきなのに」
そうなんですよねぇ。爆弾で全てが壊されてしまうんです。
戦争なんてないに越したことないですね。
爆弾なんて見たくないですね。
世界の真ん中
作詞・作曲:ヒロト
本当は世界のまん中じゃなくて、ブルーハーツのテーマを収録予定だったそうですが、歌詞の都合で世界のまん中が入ったらしいです。
こうやってみると本当に名曲揃いでおそろしいです。
「誰の上にだって お日様は昇るんだ」
「うまく行かないとき 死にたいときもある 世界のまん中で 生きていくためには
生きるということに 命を懸けてみたい 歴史が始まる前 人はケダモノだった」
どこを切り取ってもいい歌詞ばかりです。
ケダモノから始まった人間がここまでやってきたんです。命をかけて生きていかないとだめですね。
裸の王様
作詞・作曲:マーシー
この曲、歌詞もさることながらメロディが好きな曲です。
途中で転調?してるのか、サビでガラッと雰囲気が変わります。
「言えなくなるより 怒られていたい」
という歌詞。最近は何も言えない人間が増えてますからね。大切にしたいですね。
ダンス・ナンバー
作詞・作曲:マーシー
かなり短い曲です。
1分半もないので、カラオケの最後に時間がない!って時に歌うのにオススメです。
曲自体も疾走感があって気持ちいいですしね。
「人の目ばっかり いつでも気にして 口先ばっかり なんにもしねぇで そんなのちっともおもしろくないよ そんなのとっても 退屈なだけさ」
これも先程の「言えなくなるより 怒られていたい」に似た雰囲気がありますね。
とにかく行動することが大事なんです。人の目なんか気にしないで。
君のため
作詞・作曲:マーシー
このアルバムでは唯一のバラードですね。
これもチェインギャングの代わりに収録されたそうです。
世代的に知らなかったのですが、TBSドラマ「僕たちの戦争」のエンディングテーマにも使われていたそうです。
「好きです 誰よりも 何よりも 大好きです ごめんなさい 神様よりも 好きです」
というかっこいいセリフが途中で入ります。
リンダリンダ
作詞・作曲:ヒロト
言わずと知れた名曲。リンダリンダ。
ブルーハーツは知らなくても、この曲は知っているという人はたくさんいると思います。
僕の世代にもこの曲を知らないという人はほとんどいないでしょう。
どんな歌なのか知らない人は結構多いと思いますが、愛の歌なんですよね。
「愛じゃなくても 恋じゃなくても 君を離しはしない」
なんていうロマンチックな歌詞なのです。
で、気になるのはリンダリンダの意味。
これについては長くなりそうなので別の記事で触れています。
いやぁ本当に名作ですね。このアルバム。
伝説のバンドらしい最高のスタートだと思います。
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