痔瘻 ~シートン法生活1年経って~ 痛みのレベルや痛くないコツなど


みなさんこんばんは。

私は痔瘻になってから2年。そしてシートン法の手術をしてから1年が経ちます。

 

正直どっちの1年がつらいかと言えば手術後の1年の方がつらいです。

 

痛みにしても膿にしてもやっぱりつらいもんです。

 

手術の経緯などについては下記リンクを見ていただければと思います。

 

この1年つらかったことや嬉しかったことなど、痔瘻の根治手術をしてからの生活。

そして痛くない方法などを紹介しようと思います。

 

この1年の感想。

 

まずはつらかったこと。

 

1.生理用ナプキン生活

まずぱっと頭に浮かぶのはこれです。仕事中も休日も就寝中も。とにかく24時間ナプキン着けっぱなし。それが1年間。やっぱりつらいですね。つけていることは特に気にならないのですが、持ち歩かないといけないことや便の後に交換しないといけないこと等、やはり心のストレスがありました。

ナプキンって男性はふつう使わないですよね。女性はあまり知らないかもしれませんが男性トイレにはごみ箱がないんです。だからそのまま使用済みのナプキンを持ち歩くなんてことも。。。

あとやっぱり交換するときの音がでかい!これは皆さん共感してくれると思います。

会社のトイレでばりばり!と音を響かせて交換するのは本当につらかったです。

ゆっくりはがせば少しはましなのですが、やっぱり恥ずかしいです。

 

 



2.薬生活

排便後におしりに薬を塗ったり注入しないといけないんですよね。これは病院によるかもしれませんが。

私の病院では、「NS軟膏」という匂いやかゆみを抑えるぬり薬と、「ヘモポリゾン」という大腸菌を死滅させる注入する薬を処方されていました。

朝(排便後)と風呂後に薬を塗る必要があります。

この薬を塗るのも最初のころは痛かったですし、痛くなくなった今も薬を包む包装をはがす音がとても気になるのです。

会社で排便すると薬のぱりぱりという袋の後にナプキンのバリ!という音が響くわけですからね。

周りの人になんて思われてるのか今でもすごく気になります。。。

 

3.とにかく痛い

まぁこれに限ります。

肛門にいがぐりを入れているぐらい痛かったんです。みなさんも分かってくれますかね。

座ることはもってのほかですし、歩き続けることも大変で。歩き回った日はナプキンに血が滲んでいることもありました。今日は俺は女の子の日か!って思いました。

 

 

4.座れない

そう。座れないんです。人によるんですかね。というか僕がびびりすぎなんでしょうか。

この1年は一度も座っていません。円座クッション(ドーナツクッション)無しでは。

会社の事務所ではデスクに座らず立ち机を用意してもらいました。というか今も立ち机で仕事をしています。

その影響でおそらく事務所の人全員に知られています。

映画にも行けないし、妻が好きな遊園地にも行けてません。

電車でも立ちっぱなしですし、関西在住の私は東京までたちっぱなしで移動したこともあります。

 

 

このようにシートン手術生活はつらいことだらけでした。

でも、よかったことも少しあります。無理やりですがそう思わないとやってられない!

頑張って振り返ります。

 

 

よかったこと

1.携帯ウォシュレットに出会えた

これはよかったです。私の家は小さな社宅なのでウォシュレットなどついておりません。

しかし、携帯ウォシュレットというものに出会えたことでトイレが快適でした。

そしてこれからも海外旅行や緊急時に活躍の場は盛りだくさんです。

車に積んでおいてアウトドアの際に便利ですしね。

ということで携帯ウォシュレットとの出会いは本当に良かったです。

詳細はこちら

 

 

2.円座クッションの素晴らしさに気付けた

円座クッションってすばらしいです。本当に。痔にならないと分からなかったことです。

まぁ分かる必要があるのかと言われると微妙ですが。もし僕がレストランを経営するならすべての椅子を円座にします。

僕がこの世界の偉い人なら円座クッションを発明した方に、ノーベル賞とアカデミー賞とレコード大賞を授けます。

訳わからないことを言ってますがそれくらいすごかったんです。

僕は上のリンクのように空気で膨らますタイプが本当におススメです。

使わないときはたたむことも可能なので出張にも便利です。

 

 


では、最後に僕が見つけた痛くないようにするコツをご紹介します。

と言っても本当にいいのか、そして症状が悪化するリスクなどないのか不明なので自己責任でお願いします。

 

痛くないようにするコツ

・ゴムの位置を変えてみる

これは悪化する可能性もあります。分かりませんが。

昼などに痛くなった時にゴムを回してみて場所を変えてみれば少し和らぐことがあります。

でも、せっかく出て行った膿が戻ってしまうかもしれないので微妙ですね。。。

僕は痛みが引く効果に感動してよくやっていたのですが、膿の動きが気になってやめました。

 

・お風呂でゆっくり

これは悪化することはないでしょう。

とにかくお風呂でゆっくりすれば痛みは引きます。これは病院の先生にも言われたのでオススメです。

のぼせないように注意しましょう。

 

・足を開いて屈伸

屈伸すると痛いのですが、しゃがんだ状態を少しキープしてお尻をふりふりすると痛くなることがあります。

ゴムの位置が悪い時にすると効果的なんだと思います。

これを僕はゴムポジ調整と呼んでいます。笑

 

 




この一年。シートン法と付き合ってとにかくつらい日々でした。

でも、一生のうちで今の一瞬だけだと自分に言い聞かせて頑張ります。

 

そして、手術していない方へ。

とにかく早めに。それが一番です。

複雑化する前に勇気を出して病院へ行きましょう!!!

 

そしてこれからは悪化しないように腸内環境を整えることを最優先に生きていくしかありません!

 

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