クロマニヨンズ全アルバムレビュー⑫レインボーサンダー 「生きる」収録!


今回は最新アルバム「レインボーサンダー」のレビューをしていきます。

レインボーサンダーというタイトルは多分曲の歌詞からとったと思います。

詳細はこの後に書きますね。。。

 

では早速行ってみましょう!!!

菅田将暉さん主演のドラマの主題歌「生きる」が収録されているアルバムです!

 

 

1. おやつ

2. 生きる

3. 人間ランド

4. ミシシッピ

5. ファズトーン

6. サンダーボルト

7. 恋のハイパーメタモルフォーゼ

8. 荒海の男

9. 東京フリーザー

10. モノレール

11. 三年寝た

12. GIGS(宇宙で一番スゲエ夜)

2. 生きる

3. 人間ランド

4. ミシシッピ

5. ファズトーン

6. サンダーボルト

7. 恋のハイパーメタモルフォーゼ

8. 荒海の男

9. 東京フリーザー

10. モノレール

11. 三年寝た

12. GIGS(宇宙で一番スゲエ夜)

 

1.おやつ

作詞作曲:マーシー

「おやつ」というタイトルのこの曲ですが、人生の歌です。

変わったり変わらなかったり走ったり歩いたり寝たり起きたりを繰り返しながら人生は進みますよね。

悲しいことがあれば楽しいこともあるなんてことまで考えを飛躍させてみて、なんか勇気づけてもらえる気がします。

「3時のおやつなんだろね」というのは次の楽しい時間はいつかなぁって、状況の変化を楽しみにしているような気がします

2.生きる

作詞作曲:ヒロト

「探し物があるのではなく 出会うものすべてを待っていた」

という歌詞がとても好きです。

この曲の歌詞は分かりやすいですよね。

時間を考えずに目の前に与えられたものを使えば、たどり着けないものなんかない。というメッセージだと思います。

3億年か4億年というのはこの曲の登場人物がサファリルックであることから3億年前から4億年前を指すと思います。

で、この頃というのは生き物が陸に上がってきた「デボン期」だそうです。


そして、菅田将暉さんが主演の日本テレビ系日曜ドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―の主題歌に選ばれました。

このドラマがどんなドラマなのかはタイトルからしか予想できませんが、人質のみんなが生きるために必死にもがくような、そんなドラマな気がします。

楽しみですね!

3.人間ランド

作詞作曲:ヒロト

人間という歌詞をここまで使うのはクロマニヨンズくらいでしょう。

「クロマニヨン・ストンプ」でも連呼してますしね。

この曲の始まりは「夜桜お七」という曲にとても似ています。まぁ偶然ですが。

人間の世界を遊園地にたとえた曲だと思います。

確かにこの世界は遊園地のようにいろんなものがあって楽しい世界かもしれません。まぁ涙が飛び散る絶叫ライドもあるわけですが。

4.ミシシッピ

作詞作曲:マーシー

「ナイアガラ」という曲もありましたが今回はミシシッピですね。

ミシシッピ川は北アメリカを流れるアメリカ最長の川です。

個人的には「皆殺しのメロディー」という歌詞が出てきたところが衝撃でした。

「ワハハ」という曲でも「ロクデナシ」「ながれもの」「青空」という歌詞が出てきますが今回もびっくりしました。

本人たちも少しは意識してると思いますがどうなんでしょうね。

 

5.ファズトーン

作詞作曲:マーシー

まず、ファズトーンとは。サックスの技術の一つで音を割ったようにしてシャウトすることです。

言葉で説明って難しいですね。

ということを踏まえると、最初の「折り畳み式」とかももしかしたら譜面台とかを指すのかもしれません。

ちなみにこの曲の歌詞に出てくる「虹の味の」という部分がアルバム名の一部になっているんだと思います。

6.サンダーボルト

作詞作曲:ヒロト

この曲のサンダーがアルバム名の一部になっていると思います。

さっきのファズトーンの虹と合わせて「レインボーサンダー」ですね。

この曲の詩は難しいですよねぇ。。。

秘密って何なんでしょう。鍵が開いた箱から逃げ出した秘密って何なんでしょう。

気になります。なんかイメージがある方はコメントください!!

7.恋のハイパーメタモルフォーゼ

作詞作曲:ヒロト

まず、「メタモルフォーゼ」とは変身や変態といった意味です。

つまり「恋をするとハイパーに変化する」みたいな意味ですね。

それこそ蛹と蝶々くらい変化するんですよね。

恋をすると生まれたてのような気分にさえなるんですよね。

「河川敷 桜の道 何度でも 思い出すぜ あなたと二人 歩いたからさ」

という歌詞は本当にいい歌詞でロマンチックです。

ちなみに僕がこのアルバムで一番好きなのはこの曲です。

8.荒海の男

作詞作曲:マーシー

男らしいかっこいい曲です。ヒロトの声も格別にかっこいいです。

荒れた夜の海で漁をする男の歌ですね。

釣りはヒロトもマーシーも好きみたいですね。まぁマーシーは釣りではないかも・・?ですが。

ブルーハーツ時代の釣りの歌「テトラポットの上」はヒロトが作詞作曲でしたしね。

僕も最近釣りにはまっています。もちろんヒロトの影響です。

「ユウマヅメ」もヒロトなのですが、これも実は釣りの歌なんですよね。

ユウマヅメとは夕暮れ時のよく魚が釣れる時間帯を指します。正式には「夕マヅメ」と書くことが多いのですが、これずっと「たまづめ」と呼んでました。

これを「ゆうまづめ」と読むと気付いたときに点と点が線でつながりました!笑

9.東京フリーザー

作詞作曲:マーシー

フリーザーは冷蔵庫ですね。

東京の寒さなのか心の冷たさなのか。。。

関西人の私からしたらどうしても東京は冷たいというイメージがあります。

言葉が凍るという歌詞が多いのでやっぱり心の冷たさを指すのかなぁと思います。

「赤道直下で 冷たいビールで かじかんだ心 燃え上がれ」

という歌詞でまぁ決定的なんですかね。寒い場合は「心がかじかむ」って言わないですもんね。

10.モノレール

作詞作曲:ヒロト

なんというか猛烈に可愛い曲です。

「あるわなあるわな」っていいですよね。

「嫌なことも ひとまわり 嫌なことも あるわなあるわな」

モノレールは毎日毎日同じところをぐるぐる回っています。

嫌なことがあってもなかなか切り替えれないでしょう。

でも僕らは毎日違う毎日を過ごせます。切り替えるきっかけもいっぱいです。

そんなことを考えちゃいました。

11.三年寝た

作詞作曲:ヒロト

この曲は最初聴きながら「いや。三年寝たら死ぬやん」と思いながら聴いていました。

そしたら歌詞で

「三年寝てたら ふつう死ぬ」という歌詞が出てきたときのすっきり感。

なんかとても気持ち良かったです。笑

「みんながんばった ありがとうございます もう三年 寝ます」

のところはライブでみんなで大合唱するんでしょうね!とっても楽しそうです!

12.GIGS (宇宙で一番スゲエ夜)

作詞作曲:マーシー

これ、音楽雑誌「GIGS」とは関係ないんですよね。最初タイトルだけ見たときは何だこの曲はって思いましたが。

で、調べて知ったのですが、ライブのことを「GIG」というみたいですね。

その複数形でGIGSです。

「ロックンロール ぶちかませ 永遠の ウルトラミラクル」

というかっこいい歌詞はマーシーらしいですよね。

ライブを控えたバンドが準備をしている様子。緊張している様子が頭に思い浮かぶいい歌詞です

いやぁいいアルバムです。

「恋のハイパーメタモルフォーゼ」はとてもお気に入りです。

また他のアルバムについても書いていますのでご覧ください!


↓最初のレビューはこちら↓

 

THE BLUE HEARTSと↑HIGH-LOWS↓とザ・クロマニヨンズについて僕なりにまとめてみました。↓こちら↓