この「許すまじ。痔瘻。」シリーズでは
痔瘻になった体験談を主に、そしてそれに伴って判明したピロリ菌。逆流性食道炎について体験を書こう
と思っています。
まず、痔瘻とはなんなのか。
お腹を下したら便が軟らかくなりますよね。
軟らかい便は肛門の壁にヒュッと入り込みます。
入り込んだ便には大量の菌がいますよね。
その菌が壁をずんずん突き進みます。
ずんずんずんずん突き進んで、
膿が出てたまります。
すると、高熱が出ます。39度を超えます。
その間も菌はずんずん突き進み…
ついにはおしりに肛門以外の穴があくのです…
もちろん便がここから出るようなことはありません。が・・・膿が出てくるんです。この膿でパンツが汚れてしまったり・・・
なので、治療用の女性用のナプキンが必須になる場合も。。。
ちなみにこの半年以上。私は24時間ナプキンをつけて生活しています。
手術法の種類をご紹介!
①シートン法
こちらは私がした手術法です。
便の通り道をくり抜き、そこにゴムや糸を通して、時間をかけて肉を切ってしまう手術です。
メリットは比較的重度な痔瘻でも、再発しない完治が期待できる点です。
また、括約筋や肛門の形に悪影響なく完治が期待できます。
デメリットは治療期間が長いこと。
そしてその間ゴムがおしりに付き続けること。
手術できる医師が多くないことが挙げられます。
ちなみに私は現在10カ月目です。まぁ最初に行った病院が悪かったということがありますが。。
専門的な内容は下記リンクが分かりやすいです(^^)
②括約筋温存手術
こちらも複雑な痔瘻にも効果的な手術です。
菌の通り道を周りの肉と一緒に取り去ってしまう手術です。
メリットは治療期間がシートン法と比べて短く済むことと、括約筋を痛めることなく手術できる点ですね。
デメリットは再発する可能性が高いことです。
これは非常に恐ろしいデメリットですよね。
いま治療中の私としては再発という言葉は本当に絶望的な言葉です。
私はこの”再発”が怖くてシートン法にしました。
そのおかげで約一年治療中ですが。。
③切開開放術
こちらは一番軽度な痔瘻に効果的です。
というか軽度な痔瘻にしか施術できません。。
というのも手術の方法を簡単に言うと、膿の道より外にある肉を切ってしまうのです。
とにかく、軽度な痔瘻にしか使えません。
重度ならば括約筋をおおきく失ってしまうことになるからです。
メリットは再発が起こりにくいことと、比較的簡単な手術という点滴。
デメリットは肛門の形がいびつになることがあること。最悪の場合は便を我慢することもできなくなるかも。。。
痔瘻とはこんな病気です。。
私はシートン法で手術をしましたので私の体験記はシートン法の体験記になります。
興味がある方は先に進んでみてください!
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