もくじ
先日、子どもの1歳6ヶ月検診がありました。
うちの子は10ヶ月検診のときに要観察として「はいはい、つかまり立ち、真似」を言われてしまいました。
一般的にはいはいは8ヶ月ごろからし始めるそうなのですが、うちの子は10ヶ月になる直前にようやくずりばいが出来るようになりました。
それまでの首すわりや寝返り、ひとり座りは問題なかったのでこのまま全ての項目を順調にクリアしていくだろうと楽観視していたのですが、個人差が大きくなってくるこの時期にその考えは甘かったようです。
そろそろずりばいしだすかな?と思っていても移動手段はすべて寝返りでした。
9ヶ月ごろはうつぶせになったまま動きたそうにしていたけど、手を前につくことはせず。
私たちがずりばいのお手本を見せたり子どもの腕を掴んで前に引いたりしていても、しばらくは動かないままでした。
今だったらいずれはいはいをしだすし歩くこともそのうちしだすだろうから、検診の項目だとはいえそこまで焦らなくてもいいと言えるのですが、当時はなかなかそう簡単に思えず焦ってばかりいました。
結局はいはいは11ヶ月前、つかまり立ちと伝い歩きは11ヶ月半のときに同時にクリアしました。
あのときはめちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。
そしてひとりで歩くようになったのは1歳1ヶ月半ごろのことでした。
今では駆け足が出来るほどに走り回っています。
前置きが長くなりましたが、1歳6ヶ月検診の様子を書いていきたいと思います。
1歳6ヶ月検診
検診は駅の近くの小さなホールで行われました。まあまあ大きな市なので駅チカで助かりました。
主にお母さんが連れて来ていましたが、中にはご夫婦で来られていたりおじいちゃんおばあちゃんも一緒に来ていらっしゃったりしました。
検診内容
問診
事前に郵送されていた「1歳6ヶ月検診問診票」を持っていき、その内容について保健師さんとお話ししました。
問診票の内容は
・歩けるかどうか
・コップで飲めるかどうか
・スプーンやフォークを使えるか
・意味のある言葉を3語以上言うか
・「ゴミをポイして」等簡単な指示が分かるか
・ごはんは3回規則正しく与えられているか
・歯磨きの習慣はついているか
・指差しができるか
等、50個くらい質問がありました。最後に心配していること、相談したいことを自由記述する欄がありました。
ほかに、積み木を積み上げられるか(何個積み上げられるか)、ワンワン(犬)やブーブー(車)などの特定の言葉が分かるか、指差しができるかといったことをその場で検査しました。
身体測定
服をすべて脱いでオムツのみの姿になり、身長、体重、頭の大きさを測りました。
内科
身体測定に引き続きオムツ姿で聴診器を当てたり、男の子は睾丸の数のチェックを受けました。問診の結果についても少しお話されました。
歯科
歯がいま何本生えているかの確認と、虫歯の有無を調べました。汚れの付着具合や噛み合わせも見られました。
検診結果の確認
保健師さんから今回の検診結果についてお話をされました。
うちの子の場合
問診
事前の問診票で不安に思った項目がいくつもありました。中でも
・意味のある言葉を3語以上言うか
・指差しができるか
これらは要観察だと言われてしまうかもしれないと懸念していました。
意味のある言葉は、はっきりと言えているものは「アンパンマン」で、たまに言えるのが「ドウゾ」「イナイイナイ」でした。
また、はっきり言えるようになったのもつい10日ほど前のことだったので、言葉の面での遅れを気にしていました。
指差しは一時期やっていたのですが、最近やらなくなってしまったのでそれについても言われるかもしれないと思っていました。
結果、うちの子は検診中知らない人とお話しするのがイヤで終始ごねていたため、その場で検査する「積み木」「特定の言葉の認識力」「指差し」はまったく出来ませんでした。
まあ、積み木に関してはごねていたからできなかったのではなく、もともと家にないので積み上げる作業ができないのですが・・・。
特定の言葉の認識力はやっぱり他の子に比べて遅れているとは思いました。個人差があるというのは分かっていますが、やっぱり認めたくなかったのが正直な気持ちです。
あと、これはちょっと愚痴になってしまうのですが・・・
担当された保健師さんがちょっと嫌な感じの人でした。子どもがごねはじめたら嫌そうな顔をされたり質問されて返事をしたら「ふーん・・・そう・・・」と、どうでもいいみたいな態度をとられたことがショックでした。
そんな態度をとるような人が「育児」のようなデリケートなことに関わる仕事をしないでほしいと思いました。
身体測定
うちの子は1歳1ヶ月ごろまでなかなか離乳食を食べてくれず、10ヶ月検診のときは身長はともかく体重は標準の範囲内でしたがかなり最低ラインギリギリでした。
今はびっくりするくらいモリモリ食べているのですが(うちの子がどうやってたくさん食べるようになったのか、また別の記事で書きたいと思います)。
そんな我が子の今回の身体測定の結果は・・・身長、体重、頭の大きさすべて標準範囲内で、体型は「ふつう」でした。
前みたいにギリギリのラインではなかったので安心しました。
内科
先生と向かい合うとすぐにギャーギャー泣いてしまいました。
お肌がちょっと弱いこともあり項目の湿疹のところにチェックが入れられました。
心配事として記入していた言葉の発達について、「話し始めたのがつい最近なんだったら今話しているのがこれだけでも全く気にすることはないですよ」と言ってくださりました。
2歳になったころにはたくさん話しているだろうとも。
もともとうちの子は意味のない言葉をめちゃくちゃしゃべる子なので、今からとても楽しみです。
歯科
虫歯なし、汚れもなし、噛み合わせも問題ありませんでした。歯は全部で16本生えていました。
検診結果の確認
こちらで担当された保健師さんはいい人でした。それがわかった時点で安心していろいろお話してしまいました笑
一通り結果について聞いたり話したりした後、「せっかくだし臨床心理士の先生がいらっしゃるからこちらでも相談してみますか?」と提案されました。
普段なかなかこんな機会がないのでお言葉に甘えることにしました。相手はそれが仕事なので甘えるという表現は不適切かもしれませんが・・・笑
臨床心理士の先生に相談
不安に思っている「言葉の発達」についてお話ししました。また、上でも書きましたが「知らない人に話しかけられるとごねてしまう」ということについても相談しました。
言葉の発達については、絵本は刺激がいっぱいあるのでたくさん読んであげるようにすること、
何かに手を伸ばしていたり遊んでいたりするときに「○○だね」「○○がほしいの?」等、些細なことでもたくさん話しかけてあげてみてくださいと言われました。
絵本は赤ちゃん向けのものを持っていなかったので購入することにしました。話しかけるのは、些細なことでもとのことだったのでできるだけいろんなことについて話しかけるようにしようと思いました。
知らない人に話しかけられるとごねてしまうのを改善するには、普段から公園によく行ったりして他の子がいる環境に慣れさせることが大事だと言われました。
そういう環境に不慣れなまま幼稚園や小学校に行くことになると心理的負担が大きくかかってしまうとも・・・。
うちは私が専業主婦でずっと家にいるので、保育園に通う子と比べると圧倒的に他の子とかかわりが少ないです。なのでできるだけ平日社宅の公園に連れて行こうと思いました。
以上、1年6ヶ月検診レポートでした。
嫌な保健師さんにもあたり不安が助長してしまいましたが、お医者さんの「話し始めたのがつい最近なんだったら今話しているのがこれだけでも全く気にすることはないですよ」という言葉を信じたくさん話してくれるようになるのを楽しみにしていたいと思います。