から紅の恋歌(ラブレター)のレビューでもしようかなあ。
公開されたのが2017年4月、そして金曜ロードSHOW!で初放送となったのが2018年4月なので今更感が否めませんが笑
こんな感じで理由をつけては他の映画のレビューをしていく所存です。
さて。
この脚本を手掛けた大倉崇裕さんはドラマ化された「警視庁いきもの係」の原作者の方なんですね。
もうそのころは結婚して実家を出ていたのでどんな様子かは分からなかったのですが、弟が好きで見ていたそうです。
多分橋本環奈ちゃんが可愛いからみていたんだろう。笑
から紅の恋歌は久しぶりに平次と和葉がメインの内容でしたね。
平次が和葉のことが好きだと自覚してから初めての映画だったので、何を口走るか楽しみにしていました。
少し話がそれますが、最初の方は和葉が平次に押せ押せムードだったのに対し最近はケロッとしてますね。
うまいこと平次が自覚する前後で変わっています。平次、あともうちょっと気付くのが早かったら
今みたいに告るシチュエーションを思い悩まなくてすんでいたのに・・・笑
まあ、錯視の事件のときに和葉の一世一代の告白を聞かず
コナンのところに走って行ったのでバチが当たってもおかしくないですね。笑
新一が蘭にロンドンで告白したという、なんともロマンチックな話を聞いてしまったせいでおかしくなっている平次。
「工藤はやることがちゃうなあ」で済ませておけばいいのに、変に張り合おうとするからこんなことになってるんやで!
推理の面だけでいいでしょ、新一にライバル心を燃やすのは!笑
彼はいつになったら告白するんでしょうか?楽しみです。
そういえば、この映画は臨月の時に映画館に観にいきましたね・・・
切迫早産で3ヶ月入院していたんですが、入院中に楽しみにしていたことの一つがコナンの映画を見ることでした。
本当は臨月の妊婦が映画館に行くのは遠慮してほしいという意見はあるかと思いますが、
これを見ないと悔いが残りまくる2017年になっていたと思うので何卒ご勘弁を・・・。
↓切迫早産の入院生活はこちらをご覧ください↓
前置きが長くなりましたが、から紅の恋歌のレビューをしていきたいと思います。
以下ネタバレを含みまくります。ご注意ください。
この作品には、コナンの漫画を見ずアニメ・映画しか見ていない人なら「誰や!?」ってなる人が出てきます。
予告のCMでちょこちょこ出ていたのでたいていの方は事前に調べてから見に行かれたと思いますが。
大岡紅葉ちゃん。
ティザーで一番大きく描かれていましたね。
紅葉はサンデー本誌での初登場時、平次のことを「私の未来の旦那さん」と言っています。
これには多くのコナンクラスタさんが驚いたと思います。
私はこちらの記事でも述べていますが、公式の男女カップルしか発展してほしくないので
最初紅葉が平次のことを未来の旦那さんと言ったとき「なんじゃこの女!?」と思いました。笑
紅葉、初っ端から「京女」が炸裂していましたね。
「にぎやかで楽しそうですなあ・・・まるでカフェにいるみたいやわあ」
最初のこのセリフで紅葉に対するヘイトが集まったことでしょう。
他にも「幼馴染で恋愛ごっこ」と言っていたり、和葉のことを「葉っぱちゃん」と言っていたり・・・
紅葉の声を担当したのがゆきのさつきさんで京都出身の方なので、全ての台詞を違和感なく聞くことが出来ました。
婚約者発言ですが、最初は勘違いかなんかだろうと思っていたのですが
映画を見進めるうちになんだか本当に平次が「嫁にとったる」って言ったような気がして
このマセガキー!ともおもっちゃいました。笑
ですが結局それは「嫁にとったる」ではなく「強めにとったる」の聞き間違いでしたね。
和葉のことを思うとほっとしましたが、ずっとこの言葉を信じてひたむきに頑張ってきた紅葉がかわいそうでした。
平次も罪な男ですね。
あとは・・・紅葉、めっちゃ大きなお胸をしていますね。笑
平次も思わずあんなスケベな顔をするくらいには立派な感触だったんでしょう。笑
ストーリー展開としては近年の映画と比べてアクション部分が少し弱く感じました。
というよりテレビ局爆破が前半の早いところで出てきてしまったから尻すぼみになったのかな?
あくまでアクション部分の話ですが。
もちろん最後のバイクでの脱出も派手ではありましたが、あそこは別の意味で印象に残っていますね。
「その手ェ離したら・・・殺すで」(原画ドーン)
ここはもう。。。
「そして人魚はいなくなった」を思い出しますね。最高です。
あれは平次と和葉のシーンでBEST3に入るという方も多いのではないでしょうか。
アクションが少ないという面では面白さは少なかったように感じますが、謎・推理部分は非常に面白かったです。
元凶は妻が人殺しをしてしまったためにそれを上塗りしていく・・・というのはサスペンスでもよくある展開ですが
実は「恨んで憎くて負かしたいと思っていたのではなく、初恋の相手と手合わせをしたかった」
という、美しい気持ちが根底にあったところが素晴らしいと思いました。
ですが、その気持ちを秘めていたばかりに殺されてしまい、それがきっかけとなり連続殺人が起こってしまうのは・・・
隠していなければ醜い感情が生まれることはなかったのに、と、なんとも皮肉な話ですね。
それこそ、「しのぶれど」のように恋心が表に出ていれば、と思わずにいられませんでした。
いろいろと書き散らしましたが、結論としてきれいな脚本だったなあという感想です。
紺青の拳もとても楽しみです。
ほんの少しでいいから青子ちゃんをにおわせてくれたら・・・。笑
お願いします。
*追記*
紅の修学旅行のアニメの感想を書きました!