劇場版名探偵コナン「緋色の弾丸」感想※ネタバレあり

 


 

こんにちは。

ずいぶん久しぶりの投稿となってしまいました。

 

昨年世界を震撼させた(というか今もまだまだ続いていますが)新型コロナの影響で

一年延期してしまった「劇場版名探偵コナン 緋色の弾丸」。

新型コロナは収束する目処が立たず今年もどうなってしまうのかなとひやひやしていましたが

なんとか無事公開されましたね。本当に良かった。

 

観に行ってから時間が経っているのと、まだ一度しか観に行っていないのと、

第2子産後1年が経過していないということもあり記憶力が低下しているので(笑)、

いろいろ「ん?」と思われるかもしれませんが(自分で思ったりもしそうw)

感動した場面や印象に残っている場面等を書き連ねていきたいと思います。

 

では、以下、ネタバレを含む感想です。

 

 

登場人物(今作のみ)

 

この映画のみの登場人物を超簡単に紹介します。

 

白鳩舞子:WSG東京の広報担当

井上治:リニア開発チーフエンジニア

石岡エリー:リニアの客室担当

ジョン・ボイド:WSGのスポンサー

アラン・マッケンジー:元FBI長官、現在はWSG会長

 

今回は犯人となり得る候補者が少ないですね。笑

 

 

ストーリー

 

15年前、デトロイトでの電車内銃殺事件

 

初っ端から人が死にました。

ハーモニカの演奏をBGMに逃げている男性の描写・・・

ここでハーモニカ奏者の画っている??とは未だに思っていますが(笑)、

印象的なオープニングだったので記憶にこびり付いています。

それが狙いだったのでしょうか。

 

 

OP曲

 

 

私はいつもOPの音楽を楽しみにしているのですが、今回のは、こう、

なんだろう・・・スカーレット!!!感がありませんでしたか?w

これまでにないくらいオシャレなメロディでした。素敵だった・・・

歴代OPの中でも結構上位にくい込むかもしれません。

一度しか聴いてないので改めて聴くとどうかわかりませんが。

 

 

WSG(ワールド・スポーツ・ゲームス)とは

 

現実世界で言うところのオリンピックのようなものですね。

2020年4月ごろ公開予定だった他の映画はだいたい1,2ヶ月先に延期になったのに対し

コナンはどうして一年も待たなければならないんだ・・・と思っていましたが

この設定を現実世界とリンクさせたかったんですね。

・・・まあ、オリンピックが本当に開催されるかはわかりませんが・・・。

どうなるんでしょうね。

 

 

元太、警察犬化(対ウナギ)

 

パーティー会場で園子の父である鈴木会長が何者かに拉致されたのですが、

その見つけ方がなかなかおもしろかったです。

まさか元太がウナギの匂いを辿って鈴木会長を見つけるなんてww

ウナギに関して鋭すぎる嗅覚の持ち主だったとは・・・ウナギクラスタじゃん・・・

動きがそのままそっくり警察犬でしたね。

元太は少年探偵団の野生担当ですね(?)

 

 

石岡エリー(CV:浜辺美波ちゃん)

 

浜辺美波ちゃん声優めちゃくちゃ上手でしたね・・・!?

びっくりしました。顔も声も演技もヨシってなんなんだ・・・!

正直ゲスト声優にはいつも落胆してしまっていて期待していなかったのですが

今回は度肝を抜かれました。かわいかった~。

 

 

新一も知らなかった「クエンチ」

 

 

聞き慣れない単語である「クエンチ」が哀ちゃんの口から発され、

わけもわからぬままどんどん人が倒れていきます。

映画を観進めながらだとよくわからなかったので(雰囲気で理解してた)、

家に帰ってから調べてみたのですが

wikiやナントカ辞書とかを読んでも簡潔にしか書いておらず

未だに理解が追い付いていません。w

しかしまあなんというか、何でも知っていそうなコナン君までが

「クエンチってなんだ」と言っているのは意外だったというか・・・

なんでそんなこと知ってんねん!ってことまで知っているコナン君なので

このあたりは解釈違いが起こってしまいました(笑)

まあ、それだけマイナーな用語なんでしょうね。w

 

 

世良&メアリーも動き出し、ついに・・・

 

クエンチ騒動の最中犯人がボイドを攫い

赤井さん扮する沖矢昴が追いかけます。

そしてそれをさらにバイクで追いかける世良とメアリー。

世良とメアリーもクエンチがおこった室内ではなく外にいました。

そしていろいろあって廃倉庫のようなところで沖矢VS世良メアの展開に。

このあたりは予告映像でもありましたが

まさか本当に沖矢のマスクが破れるとは・・・(嘘予告だと思ってました)

中身は見えていませんが、工藤家に居候になっている沖矢が

何者かの変装であるということはわかったわけですよね。

今後の原作での展開が楽しみになってきましたね!

 

 

世良コナ、リニアの中へ

 

なんやかんやあってボイドが無事保護され、犯人を追い詰めるために

世良とコナンは無乗客となったリニアの中へ滑り込みます。

リニアの中ではクエンチの騒動でボイドと共に攫われていたマッケンジーが

スーツケースの中に隠されていました。

鈴木会長やボイドのことは拉致するだけでしたが、

犯人はマッケンジーのことは本気で殺しにきていました。

無人であるはずのリニアに乗っていたこの事件の犯人・白鳩舞子は

拳銃をマッケンジーに突きつけるのでした。

動機は冒頭の15年前の事件の犯人は白鳩舞子の父親だったのですが、

それが冤罪であると“知っている”から。

当時FBI長官だったマッケンジーを殺すために同様の事件を起こしたんだそうです。

 

 

銀の弾丸

 

一方赤井さんは発車して暫く経ったリニアに向かってライフルを撃ち込みました。

その前にコナンと電話をしていたのですが予告映像でもあったように交渉(?)は決裂。

コナンは犯人を死なせたくない、生きたまま捕らえるべきという考え方ですが

赤井さんは人質の命を絶対に救うべく犯人を制圧するために弾丸を放ちました。

赤井さんが放った弾丸は銀製のもの。

リニアの真空管内の磁気にくっつかないようにするためでした。

黒の組織からシルバーブレッドと恐れられている彼が実際にこれを使うのはロマンがありますね。

しかしこのままではピアノソナタ月光のときと同様、コナンの目の前で

犯人が死んでしまうことになってしまいます。

そこでコナンはマッケンジーに協力してもらい、白鳩舞子を誘導させることに成功。

これにより白鳩の肩を撃ち抜き、命を奪うことなく鎮静させられました。

また、白鳩が“知っている”はずの真実は真実ではなく、15年前の犯人は本当に自分の父親だったのです。

それを聞き項垂れる白鳩。

事件はこれで終わったかのように思えましたが・・・。

 

 

更なる犯人

 

事件はこれだけでは終わりませんでした。

リニアのチーフエンジニアである井上治までもがこの犯罪に加担していました。

(・・・まあメタ的なことを言えば今回の登場人物の少なさ、そして

声優が豪華すぎるのでこいつも犯人だとわかってしまった観客は多かったのではないでしょうかw

前作である紺青の拳でも真犯人は超有名な声優さんでしたからね。)

こちらの犯行動機はあまりよくわからなかったというか、

そんな必死にマッケンジーを殺さなきゃならない問題か??と思ってしまいました。

うっすうすな犯行動機でした。ここがちょっと残念。

もっと感情移入をしてしまうような動機がほしいんですよね・・・。

 

 

工藤新一と江戸川コナン

 

 

ふ、震えた・・・。

コナンがコナン用と新一用のスマホ2台持ちであることがついにバレてしまいました。

また、このときに蘭から新一に電話がかかってきています。「新一?」と。

リニアに乗っている音でこの音声は世良ちゃんの耳に届かなかったのでしょうか・・・

2台持ちであることがバレても、コナンは狼狽えることなく毅然としています。

ここから先は絶対に通さないんですね。

それが世良ちゃんに対する新一の境界線なんだなあと感じました。

今後の本誌の展開が気になるところですね。

 

 

リニアの派手な最期

 

劇場版ではやはりどうしても派手さを求めてしまいますよね。

だから今作も楽しみにしていたのですが・・・

リニアが大破したことと乗客が全員無事であることはわかりました。w

一度見ただけでは最後リニアがどうなったのかよくわからず、

一緒に観に行った夫と家で「あれがあーなってこーなって・・・」と話し合いました笑

丁寧に場面描写をするとテンポが遅くなってしまうのは否めないのですが、

「・・・???」となってしまったのは残念でした。

私の頭が悪いのかもしれませんが・・・。笑

 

 

羽田秀吉の頭脳

 

あまりにも秀吉が格好良すぎました。

あっという間に地図を覚え、口頭で犯人を追い詰めていくなんて・・・。

初登場の頃からめちゃくちゃ頭いいじゃん・・・とは思っていましたが

まさかここまでとはな・・・(笑)

由美タンにはこの格好良いところを真横で見ていてほしかったですが飲酒して爆睡って(笑)

それでこそ宮本由美警部補って感じがしていいですけどね!

 

井上とキャメルのカーチェイスの絵面はごつくて暑苦しかったですねw

映画館で笑ってしまいました(失礼)

 

 

ジョディ先生と証人保護プログラム

 

 

車が大破し燃え盛る横で対峙するジョディ先生と犯人の井上。

今作で一番グッときたシーンかもしれません。

井上もまた証人保護プログラムを受けていましたが、

このシステムのことを「薄汚い司法取引」だと批判。(台詞はうろ覚えです)

ジョディ先生もまた、過去に黒づくめの組織によって父親を殺され

このシステムによって名前を変えています。

先生からすれば、彼女の父を殺した組織から身を守ってもらうためのシステムでした。

証人保護プログラムの必要性・正当性を、父の遺体を丸飲みにした炎の横で説く

ジョディ先生の姿があまりにも美しく、心を打たれました。

 

 

「FBIの小僧」

 

 

エンディングのあとはだいたいほのぼのしたやりとりがなされるのですが、

今作はさすが赤井ファミリー集結と言いますか、

メアリーが沖矢昴に拳銃を突きつけながら「小僧」とピリッとさせてきましたね・・・!

ここで沖矢昴=赤井秀一であると気付いたのでしょうか?

「小僧」と言っているあたりわかったのではないかと私は思っていますが、果たして。

こちらも本編での取り上げ方が気になるところですね・・・!

 

 

由美タン、未来の義兄の車で嘔吐する

 

なんてオチw

今作で由美タンは期待していたほどは出てこなかったのですが、

公開プロポーズをしたりと爪痕はばっちりですねww

私も拍手するモブになりたかったです笑

 

 

桜舞う・・・

 

来年の予告。

聞こえてきた声からして警察学校組じゃん!!どうなるの!?とびっくりしたのですが

コナンカフェの先生のイラストからするとどうやら高木&佐藤刑事がメインのようですね♡

そろそろこの二人にスポットが当たってもいいのでは!?と思っていたので非常に楽しみです!

 

 

 

以上ネタバレ含む感想でした!

またなにか思い出したことがあれば追記します。